ドル円は154円台前半へと円安が継続する見通し。原油価格の上昇と米10年債利回りの上昇が背景として挙げられている。
9月14日の取引でドル円は円安が優勢となり、取引開始から深夜にかけて円安が進んだ。原油価格と米10年債利回りの上昇が円安の背景として指摘され、その後は円高方向へやや戻る場面もあったが、前日終値と比べて円安で取引を終えた。日本の鉱工業生産が市場予想より弱い結果となったものの、ドル円には大きな反応は見られなかった。トランプ米大統領の発言とウクライナがロシアのエネルギー施設を攻撃しないとの合意報道をきっかけに原油価格は下落、ドル円は再び円高方向へ進んだ。
9月15日の本日、ドル円のテクニカル分析ではオーダーブックを見ると153円付近と152円付近に厚い買い注文が観測され、これらがサポートとして意識されている。また、155円付近と152円台後半にも厚い売り注文があり、これらがレジスタンスとして機能する可能性がある。
過去24時間のドル円を含む主要通貨の相関分析では、ドル円と強い相関があるのはユーロ円、ポンド円、豪ドル円であったのに対し、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドルとは強い逆相関となっている。
本日発表予定の主な経済指標は米FOMC初日、英7月失業率(ILO方式)、EU9月ZEW景況感、米NY連銀製造業景気指数である。USD/JPYのリアルタイムチャートや相関ツールの案内も併せて提示されている。