前場の日経平均は290円程度安となり、一時は反発局面を見せたが、売り優勢の展開が続き、終盤には再び下値を探る動きが目立った。米株価指数先物の下落やPHPの脆弱性警戒など材料を背景に売りが先行している。
日経平均は前場、前日比で約290円安の水準で推移した。10時台には一時、前日比351円53銭安の水準まで下落している。世界のウェブサイトのPHPの脆弱性懸念や時間外取引の米株価指数先物下落が影響し、売りが先行した。
業種別では33業種中16業種が下げ、金属・ガラス土石・銀行・証券・石油石炭株などが値を下げた一方、サービス株や精密機器株が堅調に推移している。投資先としての銘柄群は下落が目立つものの、特定の銘柄は相対的に堅調さを示した。
東京外為市場ではドル円が158円台前半、ユーロ円が177円台半ばで推移している。大阪取引所清算値比では235円高の水準だった日経平均先物の円建て清算値は、夜間・海外市場の動きを受けて変動している。
銘柄動向としては非鉄金属株の三井金属や古河電工、NGK、特殊陶などが下げ、三菱UFJや三井住友、SUMCO、ニッパツなどの金属製品・金融株も軟調。化学株や繊維株の一部は弱含みだが、OLEなどのサービス株やテルモ、HOYAなどは堅調な動きをみせた。