対米投資の第3弾としてGFが半導体工場を建設する計画が浮上、日本側はルネサスエレクトロニクスが部材を調達、東京エレクトロンが製造装置を供給する見込み。正式発表は近く行われるとみられる。
日米関税交渉で合意した対米投融資の第3弾で、米半導体受託生産大手のGFが関与する工場建設事業が選定された見通しとなり、日本の半導体大手ルネサスエレクトロニクスが調達側として参画する見通しだ。工場建設はGFが主導し、数兆円規模の投資が見込まれる。東京エレクトロンも製造装置を供給する予定で、日米の連携強化が進む可能性がある。近く正式発表される見通し。
ルネサスは演算処理に使うロジック半導体の調達を検討しているとされ、GFとは今年2月に次世代自動車向け半導体の共同製造を発表していた。TELは製造装置の売上高で世界4位の地位にある。
対米投融資ではこれまでに計6件、金額は1090億ドル(約17兆2000億円)に達し、全体の約2割程度まで進展している。一方で日本政府はサプライチェーンの強靭化など経済安全保障を強化しつつ、日本企業の海外展開を促す方針を示している。
このほか次世代原発の小型モジュール炉(SMR)建設案件でも組成へ協議が続く。