9月の円相場の動きはヘッジファンドの円買いが大きく影響し、日米政策の影響も重なった。10月は152〜160円のレンジ、第1週は155〜160円を中心に推移する可能性があると予想される。
9月は米ドル/円が一時152円台まで円高に振れ、その後159円近くまで戻る展開となった。これはヘッジファンドを中心とする投機筋の円買いが要因として挙げられ、CFTCのポジション統計にも円買い転換が示された。
120日移動平均線をめぐる動きでは、9月に入って円売りから円買いへ転換する動きが強まり、ヘッジファンドの積極的な円買いが155円の壁を崩す可能性を高めたとみられる。日米の金融政策発表後は再び円安方向へ振れ、159円まで進んだが、その後は介入観測や対日政策の発言で動きが抑制された。
10月の展望ではベッセント長官ら米国関与が円安阻止へ強まっていると指摘され、10月は152〜160円のレンジ、特に10月第1週は155〜160円のレンジを想定する。今後も円の信認維持を材料に動きが出る可能性がある。