三井倉庫ロジスティクスと日本IBMが現場社員を中心にDX人材を育成する新教育プログラムを開始。AI活用の基礎と業務再設計を通じ、現場主導の開発と導入を目指す。
MSLと日本IBMはDX人材を育成する新たな教育プログラムを推進し、現場社員がAIを活用した改善案の構想・実装まで担う体制を整える。3~5年の教育課程で技術力とマネジメント力を両立する人材の育成を目指す。
2025年度に開始した先行トライアルには、MSLの全国現場から30歳未満の若手8名が参加。講義やワークショップを通じてAIの基礎知識を学び、現場の業務棚卸しとAI活用領域の検討を行い、八つのAIアプリを開発した。
角野紘平氏は「大きな変化はプログラミング能力だけではない」と指摘し、AI前提の業務設計マインドの変化が最大の成果と語る。今後も現場の課題解決と業務変革を推進できる人材の輩出を目指す。
初年度の成果を受け、今期は40代を含む12名が新たに参画しプログラムは20名規模へ拡大。今後3年間で50名規模を想定し、グループ内で水平展開する可能性も検討されている。
同プログラムは三井倉庫ホールディングスのDX部門と連携し、日本IBMのAI・クラウド領域の知見を活用して物流現場の課題解決と人材育成を進める。