日経平均株価は寄り付きで374.25円安の64768.53円となり、米国株と原油動向を背景に全体的に軟調で推移した。主要イベントの発表を控えた警戒感が強まった。
10日の日経平均は寄り付きで374.25円安の64768.53円となり、前日の米株式市場の下落と原油高を背景に売りが優勢でスタートした。米ダウは下落し、ナスダックも下げて取引を終えた。長期金利の伸びやインフレ懸念が改めて意識され、寄付き後は終日軟調に推移した。
市場は今夜の米生産者物価指数や来週の米CPI、日銀・FOMCの重要イベントを控え、積極的な買いが手控えられた。半導体関連銘柄の一部はSOX指数の上昇で下支え要因となったが、全体としてリスク回避ムードが強まった。
セクター別ではその他製品や非鉄金属、建設業、小売業、精密機器が下落上位、石油石炭製品や空運業、サービス業が上昇上位に並んだ。東証プライムの売買代金上位銘柄には、三井金属と丸紅を含む多くが下落した一方、パナHDやレーザーテック、リクルートHDなどが上昇した。
取引開始前の週間ベースの売買動向では海外投資家が8月30日〜9月5日に国内株を2週連続で買い越し、買越額は6900億円となった。