円相場は157円台後半へ小幅反落。原油高と米金利先高観が重荷となり、ユーロはドル高に対して軟調、TDKが網膜投影型スマートグラスの試作機を公表した。
5日の東京外国為替市場で円は前週末比6銭の円安・ドル高となり、1ドル=157円63〜66銭で推移した。中東情勢の不透明感から原油価格が高止まりし、日本の貿易収支悪化が円売り・ドル買いを促した。原油先物は高止まりを維持し、米原油先物は1バレル90ドル前後で推移した。
前週に発表された9月米雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を下回り、失業率は上昇。FRBの10月追加利上げ観測は後退したものの、年内の追加利上げ観測は根強い。米10年債利回りは5.26%前後で推移している。
ユーロは対ドルで4週連続の下落となり、フランスの財政・政治不安を背景に1ユーロ=1.116ドル近辺まで上値を抑えられた。円は対ユーロで比較的強含みつつ、対ドルではユーロ安の影響を受ける状況が続いた。
テクノロジー分野ではTDKが網膜に直接映像を投影するスマートグラスの試作機を開発し、CEATECで展示する予定。メタオプティクスミラーと呼ぶ新技術は平らな形状で従来課題を克服する可能性がある。