ニチコンの株価は10月下旬に一部材料を受けて反発局面をみせた後、10月30日に前日比安となり、米系大手証券の格上げと目標株価引上げの報道が伝わった。決算短信の内容と通期予想の据え置きも併せて注目されている。
10月26日には株価が2124円まで下落したが、10月29日には2264円へ反発。10月30日には2133円と前日比131円安となり、戻りの後に値幅が再び広がる展開となっている。
10月19日に米系大手証券の強気格上げと、目標株価4,200円への引上げが相次いで伝わり、材料消化を挟みつつ水準を探る動きが続いた。10月29日の出来高は181万9,000株と急増し、終値は2264円だった。
2027年3月期第1四半期の決算短信を8月5日に発表し、売上高447億円(前年同期比12.9%増)、営業利益28億円(同292.1%増)と、AIサーバー向け部材需要が業績を牽引。通期予想は売上高1,850億円、営業利益87億円を据え置き、足元の改善が通期進捗として続くかが焦点となっている。