16日のニューヨーク市場ではドル円が157円70銭まで下落後、158円34銭まで上昇して引けた。欧米の金利動向と中東情勢の警戒が影響し、同時に原油先物は続伸した。
16日のニューヨーク市場でドル/円は一時157円70銭まで下落した後、158円台前半へ反発して引けた。FRBのウォーシュ議長が事前に政策判断を示さないと発言したことから、10月のFOMCでの追加利上げ観測は後退し、ドルに売り圧力が働いた。その後、原油価格の上昇に連動して長期金利が上昇し、ドル売りは一段落した。
ユーロ/ドルはピーク1.1262ドルを付けた後1.1208ドルへ反落。ユーロ/円は177円90銭から177円38銭へ下落し、ドル/スイスは0.8218フランから0.8260フランへ動いた。
日銀の植田総裁は「基調物価が2%を上回ることは容認できない」として利上げ継続姿勢を示唆し、円買い材料となった。
16日のNY原油先物は続伸。中東情勢の緊迫化、ロシア・ウクライナ戦争の長期化懸念、供給ひっ迫の懸念が再燃した。
主な経済指標として米9月輸入物価指数は前月比1.1%、米9月鉱工業生産は前月比0.7%、設備稼働率は76.9%、財政収支は-269億ドルなどが発表された。