JR東海はリニア中央新幹線の山梨リニア線の路線名を「山梨リニア線」とし、実験段階を終えたと説明。営業運転に関わる技術は完成したとして、時速500kmの浮上走行を明日からでも可能と語った。
9月29日に開催されたリニア試乗体験会で、JR東海は新しいL0系改良型試験車(M10)を初公開し、浮上走行の技術が営業運転に関わる課題をほぼ解決したと述べた。これにあわせて、山梨リニア実験線と呼ばれてきた路線名を「山梨リニア線」に変更したことも発表された。
最大の売りである時速500キロの浮上走行について、筆者はM10の先頭車両を見学し試乗を体験した。リニアは地上の自動運転システムで運転され、外部給電不要の浮上・案内コイルと推進コイルで走行する仕組みを採用している。
他方で、1997年から2026年8月までの30年間の累積走行距離は561.7万キロ、試乗人数は35.3万人に達しており、体験者の評価も高いという。品川-名古屋間を最速40分で結ぶとされる一方、現状の鉄輪系新幹線は時速500キロの実現が難しいとされている。