AIデータセンター投資の拡大によりeSSD市場が第2四半期だけでほぼ倍増。上位5社の売上が前期比103.6%増となり、Samsung Electronicsが首位を維持した。
人工知能(AI)を活用したデータセンター投資の拡大を受け、エントリーブレードのソリッドステートドライブ(eSSD)市場は第2四半期に急拡大し、世界上位5社の売上高は前期比103.6%増の375億9,000万ドルとなった。クラウドインフラの構築と生成AIの普及が需要を押し上げ、製品価格も上昇して市場規模を膨らませた。
Samsung Electronicsは第2四半期のeSSD売上高が143億5,400万ドル、シェアは35.1%を記録して首位を維持した。176層QLC製品の出荷増と高性能PCIe 5.0製品の比率拡大が業績を牽引したとされる。
SK hynix(Solidigmを含む)は売上86億3,100万ドルで2位を維持した一方、シェアは21.1%へ低下した。親会社のTLC出荷拡大とSolidigmによるQLC技術力を背景に、超高容量製品の供給を強化したことが要因とされた。
Micronは第2四半期のeSSD売上高が69億8,300万ドルで前期比126.3%増、シェアは17.1%へ上昇した。232層QLCベースの高容量製品の出荷拡大とeSSD・HBMへの生産集中が大きな成長を後押しした。
Kioxiaは46億4,000万ドルで4位、SanDiskは29億8,000万ドルで5位となった。北米のクラウド顧客認証を経て出荷が本格化し、サーバーブランドへの販売比率が高まったことが寄与した。