先週末のユーロ円は円高が進み177円台半ばまで下落したが、夜には戻る展開となり、今週はオーダーブックや相関分析などが注目材料となる。
先週金曜日のユーロ円は日中横ばいで推移した後、夕刻から夜にかけて円高が進み、終盤は6営業日続落の動きで取引を終えた。ユーロ圏の消費者物価指数が市場予想よりやや高い結果となり、短期的な反応は限定的だった。城内経済財政相の発言からは異次元の金融緩和が必要ないとの認識が示された。
本日発表のテクニカル分析では、オーダーブックの買い注文が176円付近に特に厚く、176円台半ばにも厚い買い注文が集まっている一方、180円台後半の売り注文が厚くレジスタンスとして意識されている。179円台前半にも厚い売りが見られる。
ユーロ円と他の通貨ペアの相関分析では、過去24時間でドル円とポンド円と相関関係が漂い、豪ドル円とユーロドルは弱い相関、豪ドル米ドルは弱い逆相関となっている。円は朝時点でややマイナス圏に位置していた。
今週の注目材料には、各国のPMIや小売・物価指標、米ISM非製造業景況指数、FOMC要旨などが挙げられ、ユーロ円の動きはこれら指標の結果次第で影響を受ける可能性がある。