9月7日のニューヨーク市場でドル・円は一時156円75銭まで上昇後、155円36銭へ反落し155円台後半で推移。米雇用統計の好結果を受けてドル買いが優勢となり、日銀の利上げ観測や介入警戒感を背景に上値は限られた。今後も155円を巡る攻防が相場の焦点となる見通し。
4日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円75銭まで上昇した後、155円36銭まで下落し、156円23銭で引けた。米国の8月雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想以上に拡大し、3月来で最大となる良好な結果を受けて利上げ観測が再燃したことが背景にある。円の安値圏からは日銀の早期・連続利上げ観測と、当局による円安是正介入警戒感が円の買戻しを促した。
本日以降も9月中旬に予定される日米の金融政策イベント(FOMCの9月会合と日銀の金融政策決定会合)を控え、方向感を探る神経質な値動きが続く見込みだ。1ドルが155円を巡る攻防が今後の相場のトレンドを左右するカギとなると見られている。