今週のドル円は日米の金融政策発表を前に神経質な展開が見込まれ、155円台前半を挟む底堅さと上値のもみ合いに注目が集まる。
4日のニューヨーク市場でドル円は156.75円まで上昇する場面があった後、155.36円まで急落した。東京市場ではこの水準の下値がサポートとして機能し、156円台前半までの戻しが想定される。ユーロドルは1.1585ドル付近まで下落したが、長期金利の低下を背景に再び1.1625ドル近辺まで戻した。
今週は日米の金融政策発表を控え、ドル円は神経質な展開が続く見通し。日銀は今9月会合での0.25%の利上げは織り込み済みであり、0.50%の大幅利上げがあるのか、あるいは12月会合で追加利上げがあるのかが焦点となる。米国ではFRB高官の発言が金利の据え置き観測を示唆する動きがあり、発言次第ではドルの重荷となる可能性がある。
今週の注目要因として、次回FOMCでの利上げ確率が上昇している点や、9月のインフレ指標の発表予定が挙げられる。NY市場はレーバーデーで休場の影響もあり、参加者が減少して動意が薄くなる場面が想定される。ドル円は155円を割り込まないかどうかが下値の堅さの指標となりそうだ。