豪ドル/円は先週の安値圏から反発し112円台へ回復。8月雇用統計の動向とRBA理事会を前に、利上げの思惑が市場を動かしている。日銀の利上げ後も日豪金利差は開いたままで、豪ドル高円安の推移に影響を与えそうだ。
先週は109.67円近辺まで下落した豪ドル/円が、中東情勢の緊迫とエネルギー価格上昇を背景に買いが入り、112円台へと5連騰がほぼ確実な情勢となった。特に16日以降の反発が顕著で、17日には111円台、18日には112円台へと進んだ。
今週の注目点は8月雇用統計。24日に発表予定で、新規雇用者数は前回の減少から増加へ転じると市場は見込む。失業率は4.5%の横ばいが予想され、雇用データは9月29日のRBA理事会での利上げ見通しを左右する最終チェックポイントとなる見込みだ。
RBAの利上げ確率は18日13時時点で約87%と織り込まれており、雇用統計が予想どおりなら確率は更に高まる可能性がある。利上げが実施されれば政策金利は4.60%へ上昇する公算で、日銀の利上げ後も日豪金利差は開いたままの状態が続く見込みだ。