来週の外国為替市場は日銀の政策会合とRBA議会証言が焦点となり、豪ドル/円とNZドル/円は円高の影響を受けて軟調な展開が予想される。NZの4-6月期GDPの発表も材料となる見通し。
来週は日銀金融政策決定会合と豪準備銀行(RBA)高官の議会証言という二つの重要イベントを控え、豪ドル/円とNZドル/円は円主導の値動きとなりそうだ。市場は日銀が0.25%の追加利上げに踏み切ることをほぼ確実視しており、円買い圧力がクロス円全体の上値を抑える見込みだ。
豪州のブロックRBA総裁の議会証言を前に、インフレ上振れリスクへの言及があるかが焦点となる。日銀の追加利上げ観測と円高圧力の綱引きの中で、豪ドル/円とNZドル/円の戻りは限られがちであろう。
NZドル/円は17日に公表されるNZ4-6月期GDPが最大の注目材料となる。NZDは原油高などによる世界的なインフレリスクを材料に、GDPが強い結果の場合RBNZの追加利上げ期待が高まり、NZドルを支える可能性がある。
来週は日銀会合とFOMCの影響も重なる見通しで、豪ドル/円の下値は109円台前半、NZドル/円は約93円前後のレンジが想定される。日銀の利上げ態度と米金利動向次第でクロス円全体の方向性が決まる可能性が高い。