今週のFOMCで利上げ実施の見方が強まる中、米国市場の動向とVIXの売り拡大が日米株式市場にどう影響するかが焦点となっている。
米連邦準備理事会(FRB)が今週15〜16日に開くFOMCで利上げに踏み切るとの見方が市場で優勢となっており、これが日米の株式市場に大きな波及をもたらす可能性が指摘されている。政策金利の経路修正は今年に入って過去最大級とされ、利上げの実施・見通し次第で株価の反応が分かれるとの見方が広がっている。
8月の米消費者物価指数(CPI)の公表を受け、短期金利先物の動きを通じた金融政策の予測を裏付ける情報が市場に出てきている。CPIの結果を踏まえたデータは、FRBの利下げ・利上げの判断材料として機能し、市場参加者は今後の金利見通しを再評価する動きを見せている。
このような局面では日米株式市場の変動性が高まり、VIXと呼ばれる恐怖指数の売りが膨らむ局面も生じている。市場関係者の間では、利上げの実施や見通しの変化がVIXの水準やオプションの建玉動向に影響を与えるとの見方が広がっている。