15日為替市場は中国の生産が予想を上回る一方、米長期金利の高水準と原油高がドル買いを促す展開。日米関係の円介入観測も取り沙汰され、今日のドル円は大きく動く可能性があると見込まれている。
15日分の為替相場では中国8月の鉱工業生産が前年比5.2%で市場予想を上回る一方、小売売上高は予想を下回った。英ILO失業率は4.9%で前月と横ばいとなり、賃金伸びは前年比3.5%と据え置きだった。米10年債利回りは約5.04%前後と2007年以来おおよそ19年ぶりの高水準に近づき、原油価格の上昇と相まって債券売りが進んだ。独ZEW景気期待指数は34.7と予想を下回ったが、前月比で小幅な上昇を示した。
米財務長官が日米協調の円買い介入について「金額はごくわずかだった」と述べ、円高が米輸出業者にとっては有利との見方を示した。こうした背景の中、ドル円の動向は本日発表予定のFOMC関連情報に左右される見通しで、ドットチャートやポウエル議長の発言内容次第では上下どちらにも振れる可能性がある。