後場の速報で、ピジョンの目標株価引き上げや秋田銀行の上期上方修正など、複数銘柄の業績・配当動向が伝えられた。コマツは通期修正を出すも市場予想には届かず、ダイトーケミックスとニッポン高度紙工業は増益見通しを示した。愛知鋼は下方修正と減配を発表した。
ピジョンはモルガン・スタンレー MUFG証券の見通しで中国市場のシェア回復を背景に中長期の成長が再評価され、目標株価を2100円から2150円へ引き上げると伝えられた。国内のプレミアム化と中国でのシェア拡大が増益の要因とされる一方、原材料高リスクが短期の利益率を抑える可能性が指摘された。
秋田銀行は後場の上げ幅を拡大し、2027年3月期上期の連結純利益予想を従来の46.0億円から59.0億円へ上方修正した。資金利益の増加が上方修正の背景で、通期業績の見通しは据え置かれた。
コマツは後場急落しつつも、27.3期通期の連結営業利益予想を従来の5550億円から5850億円へ上方修正した。市場コンセンサスは6059億円で、上 Half期の堅調な需要や円安が反映されたが、予想には届かなかった。
ダイトーケミックスは後場急伸となり、27.3期通期の連結営業利益予想を従来の11.5億円から14.0億円へ上方修正した。半導体材料やディスプレイ材料の需要拡大による販売増加が見込まれる。
ニッポン高度紙工業は後場急騰し、27.3期通期の連結営業利益予想を60.0億円から75.0億円へ上方修正、併せて中間配当と期末配当を引き上げた。AI需要の高まりと機能材の需要増加が寄与した。