ドル/円はFOMC議事録の公表を控え、200日移動平均線を上抜けられるかが焦点となる。日銀の政策観測報道やFRB利上げ期待の動向も相場に影響を与える可能性がある。
6日(火)の為替相場では日銀の基調物価2%到達の認識を日銀関係筋が検討するとの観測が報じられ、短い間隔での利上げ継続方針が示唆された。一方、物価指標は想定通り推移しており、10月会合での利上げには慎重との見方が多いと伝わった。
日銀総裁・植田氏は緩和的な金融環境の維持を前提に、経済・物価動向に応じて政策金利を引き上げる可能性を示唆した。基調物価を2%程度に安定させることが重要との観点が強まっているとも伝わる。
米国の貿易赤字拡大が改めて意識され、8月の貿易収支は市場予想を上回る赤字となり、輸入の増加が要因として挙げられた。
ドル/円の見通しは、198日移動平均線を含む技術的局面と9月FOMC議事録の内容次第で変動する可能性がある。FRBの利上げ観測が再燃するかが注目点となる。