預金減少と営業キャッシュ・フロー赤字に伴う流動性リスク
FY2016に初出。32回の記載のうち18回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q2。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。15社中3社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに4社。
- FY2026営業キャッシュ・フロー増加幅縮小有価証券報告書
「当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、21億76百万円の資金増加(前期は45億32百万円の資金増加)となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローは資金増加を維持したものの、前期から増加幅が縮小した。貸出金・棚卸資産の増加や法人税支払いが資金減少要因として記載されている。 - FY2026-H1営業キャッシュ・フロー増加幅縮小有価証券報告書
「当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは18億41百万円の資金増加(前年同期は34億3百万円の資金増加)となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期の34億3百万円から18億41百万円へ増加幅が縮小したが、資金増加は維持された。現金及び現金同等物は191億73百万円となった。 - FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、45億32百万円の資金増加(前期は255億86百万円の資金減少)となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローは前期の資金減少から45億32百万円の資金増加へ転じ、流動性面の状況が改善した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは34億3百万円の資金増加(前年同期は282億70百万円の資金減少)となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期の資金減少から34億3百万円の資金増加へ転じ、流動性面の状況が改善した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、255億86百万円の資金減少(前期は185億5百万円の資金増加)となりました。」
ハーン銀行の連結除外に伴う財務規模縮小の中、営業キャッシュ・フローは前期の資金増加から255億86百万円の資金減少へ転じた。 - FY2024-Q3連結範囲変更による財務規模縮小有価証券報告書
「第1四半期連結会計期間末において、当社グループの主要な連結子会社であったハーン銀行が持分法適用関連会社に異動することとなったため、連結貸借対照表の各科目は対前期末比で大きく減少しております。……当第3四半期連結会計期間末の資産合計につきましては、942億43百万円となり、前期末比5,274億83百万円減少しました。……負債合計につきましては、245億35百万円となり、前期末比5,157億80百万円減少しました。」
ハーン銀行の連結除外・持分法移行により、資産・負債を中心に連結財務規模が大幅に縮小した。 - FY2024-Q2連結範囲変更下の営業キャッシュ・フロー赤字有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは282億70百万円の資金減少(前年同期比428億9百万円増)となりました。」
ハーン銀行の連結除外により連結資産・負債と現金残高が大幅に縮小する中、営業活動によるキャッシュ・フローは282億70百万円の資金減少となった。 - FY2024-Q1連結範囲変更による資産・負債縮小有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末において、当社グループの主要な連結子会社であったハーン銀行が持分法適用関連会社に異動することとなったため、連結貸借対照表の各科目は、純資産の内訳である株主資本やその他包括利益累計額を除き、対前期比で大きく減少しております。」
ハーン銀行の連結除外・持分法移行により、資産合計は前期末比5,384億37百万円、負債合計は5,191億93百万円減少した。従来の預金中心の連結資金調達構造が大きく変化している。 - FY2023営業キャッシュ・フロー回復と借入増加有価証券報告書
「当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、185億5百万円の資金増加(前期は47億85百万円の資金減少)となりました。……「預金」が210億35百万円、「1年内返済予定の長期借入金」が109億93百万円、「長期借入金」が56億60百万円増加しました。」
前年度の営業キャッシュ・フロー赤字から185億5百万円の資金増加へ転じ、預金も増加した一方、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金も増加し、資金調達構成が変化した。 - FY2023-Q3預金・短期返済負債の増加有価証券報告書
「負債合計につきましては、5,303億43百万円となり、前期末比273億20百万円増加しました。これは主に、「預金」が164億29百万円、「1年内返済予定の長期借入金」が120億90百万円増加し、一方で「長期借入金」が7億71百万円減少したことによるものであります。」
前四半期に営業キャッシュ・フローと現金が減少していた流動性面について、預金は増加した一方、1年内返済予定の長期借入金も増加しており、資金調達構成に変化が生じている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは710億80百万円の資金減少(前年同期比988億64百万円減)となりました。……現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,447億67百万円(前年同期比776億69百万円減)となりました。」
前期まで資金増加・預金増加を記載していた流動性面について、営業キャッシュ・フローが710億80百万円の資金減少となり、現金及び現金同等物も減少した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末の負債合計につきましては、4,779億39百万円となり、前期末比250億83百万円減少しました。これは主に、「預金」が187億52百万円、「売現先勘定」が101億10百万円減少したことによるものであります。」
前期まで改善傾向として記載されていた流動性・資金調達面について、預金が前期末比187億52百万円減少し、売現先勘定も減少した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「負債合計につきましては、5,017億86百万円となり、前期末比735億39百万円増加しました。これは主に、「預金」が736億46百万円増加したことによるものであります。」
預金が前期末比736億46百万円増加し、預金を中心とする資金調達が拡大した。加えて、ハーン銀行は運転資金調達のため組成金額134億30百万円のシンジケートローン契約を締結している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「当社の連結子会社であるハーン銀行(Khan Bank LLC)は、2021年9月20日付で、シンジケートローン契約を締結しました。その主な内容は、以下のとおりであります。1.シンジケートローン契約の概要 (1) 組成金額 13,269百万円(120,000千米ドル) (3) 実行可能期間 6か月 (5) 資金使途 銀行業における運転資金の調達のため」
ハーン銀行が運転資金調達のため組成金額132億69百万円、実行可能期間6か月のシンジケートローン契約を締結した。財務制限条項として自己資本比率13%以上等も定めている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末の負債合計につきましては、4,644億1百万円となり、前期末比361億54百万円増加しました。これは主に、「預金」が337億10百万円増加したことによるものであります。」
預金が前期末比337億10百万円増加し、預金を中心とする資金調達が拡大した。流動性面の改善傾向が続いている。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「負債合計につきましては、4,047億26百万円となり、前期末比156億81百万円増加しました。これは主に、「預金」が223億92百万円、「信用取引負債」が37億97百万円、「預り金」が50億29百万円増加し、一方で「長期借入金」が167億67百万円減少したことによるものであります。」
預金が前期末比223億92百万円増加し、長期借入金が167億67百万円減少した。預金を中心とする資金調達の増加により流動性面の改善を記載している。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは470億53百万円の資金増加(前年同期比296億97百万円増)となりました。これは主に、「預金の純増減(△)」419億47百万円、債券の純増(△)減72億72百万円の資金が増加したことによるものであります。」
営業活動によるキャッシュ・フローは470億53百万円の資金増加となり、預金の純増による資金流入も拡大した。現金及び現金同等物も1,597億65百万円へ増加し、流動性面の改善が続いている。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「これは主に、「預金」が193億30百万円、「預り金」が30億9百万円増加し、一方で「1年以内返済予定の長期借入金」及び「長期借入金」が94億16百万円減少したことによるものであります。」
預金及び預り金が増加し、長期借入金等が減少しており、預金を中心とする資金調達と流動性面の改善を継続して記載している。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは173億55百万円の資金増加(前年同期比303億17百万円減)となりました。これは主に、「預金の純増減(△)」310億7百万円の資金が増加し、一方で「貸出金の純増(△)減」160億74百万円の資金が減少したことによるものであります。」
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で減少したものの、173億55百万円の資金増加を維持し、預金の純増による資金流入を記載している。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末の負債合計につきましては、3,726億57百万円となり、前期末比47億94百万円増加しました。これは主に、ハーン銀行が顧客から預かる「預金」が67億12百万円増加したことによるものであります。」
ハーン銀行の顧客預金が前期末比67億12百万円増加し、預金を中心とする資金調達が増加した。 - FY2019対処有価証券報告書
「当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、524億12百万円の資金増加(前期比146億77百万円の増加)となりました。預金が408億62百万円増加し、現金及び現金同等物は1,137億5百万円(前期比357億51百万円増)となりました。」
営業キャッシュ・フロー、預金、現金及び現金同等物が増加し、流動性・資金調達面の改善を継続して記載している。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べて327億37百万円増加し、3,691億65百万円になりました。これは主に、「預金」が411億96百万円増加し、一方では「長期借入金」及び「1年以内返済予定の長期借入金」が36億79百万円及び「信用取引負債」が65億22百万円減少したことによるものであります。」
ハーン銀行の預金が前連結会計年度末比411億96百万円増加し、預金を中心とした資金調達が増加している。前四半期に開示されたシンジケートローン契約も含め、流動性・資金調達面の改善を継続して記載している。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは476億72百万円の資金増加(前年同期比344億59百万円増)となりました。負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べて237億78百万円増加し、これは主に、「預金」が277億97百万円増加したことによるものであります。ハーン銀行(Khan Bank LLC)は、平成30年9月28日付で、シンジケートローン契約を締結しました。」
営業キャッシュ・フローが476億72百万円の資金増加となり、預金も277億97百万円増加した。加えてハーン銀行が運転資金調達のため、組成金額136億28百万円、実行可能期間12か月のシンジケートローン契約を締結している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べて23億2百万円減少し、3,341億26百万円になりました。これは主に、「預り金」が35億11百万円増加し、一方では「長期借入金」が66億10百万円、「信用取引負債」が22億56百万円減少したことによるものであります。」
預り金は増加した一方、長期借入金等は減少しており、資金調達構成の変化を記載している。 - FY2018対処有価証券報告書
「当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、377億35百万円の資金増加(前連結会計年度比147億56百万円の増加)となりました。」
営業キャッシュ・フローの資金増加が拡大し、預金も421億02百万円増加しており、流動性面の改善を記載している。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べて234億11百万円増加し、3,264億87百万円になりました。これは主に、「預金」が274億39百万円増加し、一方では「長期借入金」が52億92百万円及び「1年以内返済予定の長期借入金」が47憶71百万円減少したことによるものであります。」
預金が前連結会計年度末比で274億39百万円増加し、流動性・資金調達面の状況が改善方向に推移している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは132億12百万円の資金増加となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローは引き続き資金増加となり、預金も前連結会計年度末比228億20百万円増加しており、流動性面の状況が改善している。 - FY2017対処有価証券報告書
「当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、229億79百万円の資金増加(前連結会計年度比397億15百万円の増加)となりました。」
前連結会計年度の営業キャッシュ・フロー赤字から229億79百万円の資金増加に転じ、流動性面の状況が改善した。預金も前連結会計年度末比で増加している。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べて347億69百万円減少し、2,758億円になりました。これは主に、「長期借入金」が207億44百万円及び「預金」が144億32百万円減少したことによるものであります。」
前連結会計年度末から預金の減少が続いている。長期借入金も減少しており、資金調達残高の変化が継続しているが、当四半期報告書では資金繰り不能の発生は記載されていない。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは279億26百万円の資金増加(前年同期比475億64百万円増)となりました。」
前年度上期の営業キャッシュ・フロー赤字から、当第2四半期累計期間は279億26百万円の資金増加に転じた。一方、預金は前連結会計年度末比25億32百万円減少している。 - FY2017-Q1悪化有価証券報告書
「負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べて295億18百万円減少し、2,810億51百万円になりました。これは主に、「長期借入金」が123億80百万円、「預金」が102億90百万円及び「1年内返済予定の長期借入金」が28億50百万円減少したことによるものであります。」
前年度末から預金が102億90百万円減少し、借入金も減少しており、資金調達・流動性面の変化が続いている。 - FY2016初出有価証券報告書
「これらの資金調達手段は、当社グループの財務内容の悪化等により必要な資金が確保できなくなり資金繰りがつかなくなる場合や、通常より著しく高い金利で資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(流動性リスク)があります。」
当年度の営業活動によるキャッシュ・フローは167億36百万円の減少、預金残高は前年度比で287億33百万円減少しているが、資金繰り不能の発生自体は記載されていない。