顧客情報の流出リスク
FY2016に初出。6回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2026。
山口フィナンシャルグループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。91社中25社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに19社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「お客さまの情報や社内の機密情報について漏洩、紛失、改ざん、及び不適切な取り扱い等が発生した場合、社会的責任を問われるだけでなく、損害賠償負担の発生などにより、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
情報流出リスクを、漏洩だけでなく紛失・改ざん・不適切な取扱い、サイバー攻撃及び損害賠償負担を含む重要リスク体系の中で継続している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「お客さまの情報や社内の機密情報について漏洩、紛失、改ざん、および不適切な取り扱い等が発生した場合、社会的責任を問われるだけでなく、損害賠償負担の発生などにより、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
従来の情報流出リスクに加え、情報の紛失、改ざん、不適切な取扱い及び損害賠償負担までリスク事象を整理している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「紙に出力された情報や電子記憶媒体に記録された情報は、情報資産管理規程に基づいて厳格に取り扱っておりますが、悪意を持った者や、情報を扱う者の過失等により外部へ流出する可能性があります。」
システム侵入だけでなく、紙・電子媒体及び取扱者の過失による情報流出リスクを継続記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「紙に出力された情報や電子記憶媒体に記録された情報は、情報資産管理規程に基づいて厳格に取り扱っておりますが、悪意を持った者や、情報を扱う者の過失等により外部へ流出する可能性があります。その場合、社会的責任を問われるだけでなく、損害賠償を請求される可能性があります。」
システム侵入に加え、紙・電子媒体及び取扱者の過失による情報流出と、社会的責任・損害賠償の可能性を継続記載している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「紙に出力された情報や電子記憶媒体に記録された情報は、情報資産管理規程に基づいて厳格に取り扱っておりますが、悪意を持った者や、情報を扱う者の過失等により外部へ流出する可能性があります。その場合、社会的責任を問われるだけでなく、損害賠償を請求される可能性があります。」
オンラインシステムへの侵入だけでなく、紙媒体・電子媒体の流出、取扱者の過失、損害賠償請求まで情報流出リスクの範囲を具体化している。 - FY2016初出有価証券報告書
「オンラインシステムやその他のシステムへの外部からの侵入を防ぐ方策を講じておりますが、不測の事態により当該システム等の情報が外部へ流出する可能性があります。」
システム侵入防止策と情報資産管理規程に基づく管理を対応策として記載している。