自然災害・感染症によるサプライチェーン分断リスク
FY2021に初出。11回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載は2026-05-11。
稲畑産業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。38社中20社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに4社。
- 2026-05-11悪化決算
「足元では、事業や業績に対して大きな影響は生じておりませんが、今後については、紛争当事国間の交渉状況や、現地石油精製施設等インフラの被害状況、海峡封鎖など輸送に係る状況が非常に流動的であり、顧客の対応によって影響が大きく変化する可能性もあるため、現時点では、合理的な影響度合いや影響額の見積もりは困難です。」
中東情勢に伴う原料調達・輸送およびサプライチェーンへの影響可能性が具体的に記載された。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
自然災害・感染症によるサプライチェーン分断リスクについて、新たな発生または重要な変更がないことが再確認された。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
自然災害・感染症によるサプライチェーン分断リスクについて、新たな発生または重要な変更がないことが再確認された。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
自然災害・感染症によるサプライチェーン分断リスクについて、重要な変更がないことが再確認された。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度においては、中国などアジアを中心に新型コロナウイルス感染症の影響を受けました。」
感染症等による自然災害・サプライチェーン分断リスクについて、中国などアジアを中心とする事業への影響が当年度に実際に発生した。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
自然災害・感染症によるサプライチェーン分断リスクについて、重要な変更がないことが再確認された。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
自然災害・感染症によるサプライチェーン分断リスクについて、新たな発生または重要な変更がないことが再確認された。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「国内外で変異株をはじめ感染症の感染再拡大の影響や供給面での制約などによる景気の下振れリスクが懸念されます。」
感染症の再拡大および供給面での制約によるサプライチェーン・景気下振れリスクが引き続き懸念されている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「国内外で感染症のワクチン接種が進みつつありますが、感染の再拡大やサプライチェーンを通じた影響等が懸念され、先行きの景気下振れリスクが高まっています。」
サプライチェーンを通じた影響が明示的に懸念され、先行きの景気下振れリスクが高まっているとの記載に変化した。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「食品関連では、コンテナ不足による船積み遅れの影響もあり輸入水産加工品の販売が減少しました。」
サプライチェーン上のコンテナ不足と船積み遅延が輸入水産加工品の販売減少として実際に現れた。自然災害・感染症等による供給網の分断や需給変動に関するリスクの具体的な発現として記載された。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社グループが事業を展開する国や地域において、地震、津波、台風等の自然災害、または感染力の強い感染症が発生した場合には、当社グループの社員・事務所・設備の被害により、当社事業に悪影響を及ぼす可能性があります。また、これらの災害による、サプライチェーンの分断や当社グループが取り扱う商材の市場における需給変動等により、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。」
自然災害や感染症による社員・設備被害、サプライチェーン分断、需給変動を独立したリスクとして整理した。当年度には新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響を実際に受け、BCPによる対応を記載している。