海外渡航制限による装置立上げ・客先検収遅延
FY2021-Q1に初出。7回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q2。直近の記載はFY2023-Q3。
タカノがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。21社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに12社。
- FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
海外渡航制限による装置立上げ・客先検収遅延リスクについて、新たな発生・重要な変更はないとされた。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、受注活動は好調であるものの、海外での移動制限や顧客事情による検収時期の遅れなどにより、売上高は1,093百万円で前年同四半期比110百万円、9.1%の減収となりました。」
海外移動制限と顧客事情による検収時期の遅れが再び実際の売上減少要因として記載された。一方、受注活動は好調とされた。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「これは主に、前年同期は海外渡航制限により売上計上が遅延する等の事情がありましたが、当四半期はそれらの事情の剥落により売上高が増加したものであります。」
前年同期に生じていた海外渡航制限による売上計上遅延等の影響が当四半期には剥落し、検査計測機器事業の売上高は前年同期比50.4%増加した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「しかしながら、年度末にかけて新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、中国顧客向け製品立上げが停滞するなどにより、売上高は6,916百万円で前連結会計年度比660百万円、8.7%の減収となりました。」
中国顧客向け製品立上げの停滞が通期の売上減少として実際に現れ、検査計測機器事業は8.7%減収となった。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当セグメントにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた渡航制限が行われるなか、リモートによる海外顧客向け装置立上作業の実施に取り組む他、移動をともなう営業活動に制約があるところ、オンラインでの営業活動・WEB展示会によるプロモーションを含め、半導体関連検査装置・電池部材向け検査装置等の受注活動に重点的な取り組みを行ってまいりました。しかしながら、渡航制限にともなう受注の低迷や装置立上作業の遅延等により、売上高は4,233百万円で前年同四半期比1,379百万円、24.6%の減収となりました。」
リモート立上げ、オンライン営業、WEB展示会による対応を進めたが、渡航制限による受注低迷・装置立上げ遅延が続き、検査計測機器事業は24.6%減収となった。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「しかしながら、渡航制限にともなう装置立上作業の遅延により、売上高は2,649百万円で前年同四半期比1,129百万円、29.9%の減収となりました。利益面では、工場の稼働調整を含め、固定費用を中心に積極的なコストダウンを推し進めたものの、販売の減少による影響は大きく、セグメント損失は200百万円(前年同四半期はセグメント利益165百万円)となりました。」
海外渡航制限による装置立上げ遅延が継続し、検査計測機器事業は29.9%減収、前年同期の利益から200百万円の損失へ転じた。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「しかしながら、渡航制限を受けた海外向け装置立上作業の停滞による客先検収の先送り等の影響は大きく、売上高は800百万円で前年同四半期比1,255百万円、61.1%の減収となりました。」
海外渡航制限により装置立上げ作業が停滞し、客先検収の先送りが発生した結果、検査計測機器事業の売上高が61.1%減少した。