材料価格高騰による利益圧迫リスク
FY2019-Q1に初出。12回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q2。直近の記載はFY2024。
タカノがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。100社中64社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに28社。
- FY2024顕在化有価証券報告書
「一方、利益面につきましては、棚卸資産の調整による利益率の悪化、労務費の上昇および販売力強化にともなう人員増加など固定費の増加により、営業利益880百万円(前連結会計年度比118百万円、11.9%の減益)」
棚卸資産の調整、労務費上昇、人員増加に伴う固定費増加が利益率悪化・営業減益として実際に現れた。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、利益面につきましては、原材料価格の上昇等による製造コストの増嵩により粗利率が悪化していること」
原材料価格上昇による製造コスト増加が粗利率悪化として実際に利益を圧迫した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「棚卸資産の評価減や電気料金等の経費増により粗利率が悪化し」
棚卸資産の評価減や電気料金等の経費増が粗利率悪化として実際に発生し、住生活関連機器事業の損失を押し上げた。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「一方、利益面につきましては、原材料・エネルギー価格の上昇による利益率の悪化および販売力強化にともなう人件費や広告宣伝費など固定費の増加により、営業利益999百万円(前連結会計年度比143百万円、12.6%の減益)」
原材料・エネルギー価格の上昇が利益率悪化として実際に現れ、営業利益を押し下げた。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「一方、利益面につきましては、販売増加にともない粗利益額は増加したものの、原材料価格の上昇による利益率の悪化および新型コロナの行動制限緩和にともなう営業活動費用の増加等により、営業利益124百万円(前年同四半期比76百万円、38.2%の減益)」
原材料価格の上昇が利益率悪化として実際に利益を圧迫し、連結営業利益は前年同期比38.2%減少した。部材不足対応や価格転嫁も継続している。 - FY2023-Q2部材不足対応・価格転嫁の明示有価証券報告書
「このような状況において当社では、半導体関係の需要増に応えるべく、生産体制の整備・事業構造のシフトに努めるとともに、部材不足への対応や原材料価格・仕入れ価格の上昇の当社製品価格への転嫁などの対応を進めてまいりました。」
原材料・仕入れ価格上昇への対応として、部材不足への対応と製品価格への転嫁を具体的に明示した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「このような状況において当社では、半導体関係の需要増に応えるべく、生産体制の整備・事業構造のシフトに努めるとともに、原材料価格の高騰や部材不足への対応を進めてまいりました。」
材料価格高騰に加えて部材不足も事業上の対応対象として明示され、投入資材に関するリスクの範囲が広がった。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「さらには原材料価格の高騰など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
原材料価格の高騰が事業環境上の実際の懸念要因として引き続き記載された。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「利益面につきましては、材料価格高騰の影響はあったものの、販売の拡大による粗利益額の増加により、営業利益1,136百万円(前連結会計年度比25百万円、2.3%の増益)」
材料価格高騰が通期でも利益への影響要因として記載された。一方、販売拡大による粗利益額の増加により営業利益は増益となった。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面につきましては、材料価格高騰の影響はあったものの、販売の拡大による粗利益額の増加により、営業利益402百万円(前年同四半期比132百万円、49.3%の増益)」
材料価格高騰が引き続き利益に影響したが、販売拡大による粗利益額の増加で営業利益は前年同期を上回った。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「利益面につきましては、材料価格高騰の影響はあったものの、販売の拡大による粗利益額の増加により、営業利益359百万円(前年同四半期比58百万円、19.5%の増益)」
材料価格高騰が引き続き利益に影響したが、販売拡大による粗利益額の増加で営業利益は前年同期を上回った。 - FY2019-Q1初出有価証券報告書
「利益面につきましては、材料価格高騰の影響はあったものの、販売の拡大による粗利益額の増加により、営業利益251百万円(前年同四半期比130百万円、108.4%の増益)」
材料価格高騰が当四半期の利益に影響した要因として初めて明示された。