住宅・国内市場縮小に伴う業界再編と競争激化
FY2017に初出。28回の記載のうち16回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q2。直近の記載はFY2026。
フクビ化学工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。8社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「〔新設住宅着工および民間非居住建物着工の推移〕」
国内市場縮小・成熟化について、2025年度の新設住宅着工が711千戸(前年比12.9%減)、民間非居住建物着工面積が32,465千㎡(同6.6%減)となったことを記載。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「持ち家、分譲住宅の減少が続いており、2024年4月~9月の新設住宅着工戸数は、戸数412千戸(前年同期比0.8%減)、床面積31,610千㎡(同3.5%減)となりました。」
成熟・縮小傾向にある国内住宅市場について、持ち家・分譲住宅の減少と新設住宅着工の前年割れが続いた。 - FY2024悪化有価証券報告書
「住宅業界においては、材料高による建築費の上昇や建築資材の供給不足等の影響もあり、2023年度の新設住宅着工戸数は、戸数800千戸(前年比7.0%減)、床面積62,195千㎡(同9.4%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・成熟化リスクについて、通期の着工戸数・床面積が前年割れとなった。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、材料高騰、建築費の上昇、職人不足などの影響により、令和5年4月~12月の新設住宅着工は、戸数618千戸(前年同期比6.3%減)、床面積48,333千㎡(同8.5%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・成熟化に加え、材料高、建築費上昇、職人不足の影響が新設住宅着工の前年同期比減少として顕在化した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、材料高による建築費の上昇や建築資材の供給不足等の影響もあり、令和5年4月~6月の新設住宅着工は、戸数208千戸(前年同期比4.7%減)、床面積16,492千㎡(同7.0%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・成熟化に加え、材料高と建築資材の供給不足が影響し、新設住宅着工戸数・床面積が前年同期比で減少した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当グループが主要マーケットとする住宅業界は、原材料高騰を背景とした建築価格上昇が消費マインドに与える影響などを要因として、今後も新設住宅着工戸数の伸びは弱含むと予想されます。」
住宅・国内市場の縮小・成熟化について、材料高と建築価格上昇を背景に着工戸数の弱含みが続くとの認識を記載。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、材料高による建築費の上昇や建築資材の供給不足等の影響もあり、令和4年4月~12月の新設住宅着工は、戸数659千戸(前年同期比1.0%減)、床面積52,807千㎡(同3.9%減)となりました。」
住宅市場の縮小・供給制約が、新設住宅着工戸数1.0%減、床面積3.9%減として当四半期累計の実績に現れた。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、材料高による建築費の上昇や建築資材の供給不足等の影響もあり、令和4年4月~9月の新設住宅着工は、戸数443千戸(前年同期比0.7%減)、床面積35,628千㎡(同3.0%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・供給制約が、当第2四半期累計期間の新設住宅着工減少として現れた。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「材料高による建築費の上昇や建築資材の供給不足等の影響もあり、令和4年4月~6月の新設住宅着工は、戸数218千戸(前年同期比1.3%減)、床面積17,725千㎡(同2.7%減)となりました。」
住宅市場の縮小・供給制約が、新設住宅着工戸数1.3%減、床面積2.7%減として当四半期の実績に現れた。 - FY2022対処有価証券報告書
「令和3年度年間を通しての新設住宅着工戸数は、戸数866千戸(前年比6.6%増)、床面積71,161千㎡(同7.3%増)となりました。」
住宅市場の新設住宅着工は前年度から回復したが、材料高による建築費上昇や、戸建て・賃貸住宅需要の長期的な減少予想も併記。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「住宅業界におきましては、令和3年4月~12月の新設住宅着工は、戸数665千戸(前年同期比7.1%増)、床面積54,958千㎡(同8.6%増)となりました。コロナ禍からの回復に加え、住宅取得支援策が増加の一因となっています。」
住宅着工は前年同期比で増加し、前期までの減少から回復基調となった。ただし、構造的な市場縮小リスクの解消までは記載されていない。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「住宅業界におきましては、令和3年4月~9月の新設住宅着工は、戸数446千戸(前年同期比7.6%増)、床面積36,723千㎡(同8.9%増)となりました。新型コロナウイルス感染拡大で大幅に着工戸数が減少した昨年度比では緩やかな増加基調で推移しているものの、コロナ禍以前の水準にはまだ戻っていない状況です。」
住宅市場は前年の大幅減少からは回復したが、コロナ禍以前の水準には戻っていないと記載され、構造的な市場縮小リスクが解消したとはしていない。 - FY2021悪化有価証券報告書
「少子高齢化が進むなか、引き続き世帯数や世帯当たりの平均人数の減少に起因した戸建て住宅や賃貸住宅の需要減が予想されます。」
住宅市場の成熟・縮小について、世帯数等の減少に起因する戸建て・賃貸住宅需要減が引き続き予想されると記載。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、一昨年の消費増税による住宅取得マインドの低下や感染拡大による雇用、所得環境の悪化により足元の需要は冷え込んでおり、令和2年4月~12月の新設住宅着工戸数は、戸数621千戸(前年比9.9%減)、床面積50,591千㎡(同11.6%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・成熟化と業界環境の悪化が、4月から12月の新設住宅着工戸数9.9%減、床面積11.6%減として現れた。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、昨年の消費増税による住宅取得マインドの低下や感染拡大による雇用、所得環境の悪化により足元の需要は冷え込んでおり、令和2年4月~9月の新設住宅着工戸数は、戸数414千戸(前年比11.3%減)、床面積33,721千㎡(同13.5%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・成熟化と競争環境の悪化が、住宅取得マインド低下や感染拡大による雇用・所得環境悪化、着工減少として現れた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、消費税率引き上げに伴う需要減や融資審査の厳格化により新設住宅着工戸数の減少傾向が続いており、新型コロナウイルス感染拡大の影響が加わった結果、令和2年4月~6月の新設住宅着工戸数は、戸数204千戸(前年同期比12.7%減)、床面積16,753千㎡(同14.1%減)となりました。」
住宅市場の縮小・成熟化と業界環境の悪化が、新型コロナウイルスの影響を含む新設住宅着工の前年同期比12.7%減として現れた。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「消費税率引き上げに伴う需要減や融資審査の厳格化による貸家の落ち込み幅が大きく、その結果、令和元年度の新設住宅着工戸数は、戸数884千戸(前年比7.3%減)、床面積73,107千㎡(同4.5%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・成熟化と業界環境の悪化が、通期の住宅着工減少として現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減や融資審査の厳格化による貸家の落ち込み幅が大きく、全体の着工戸数の減少に影響を及ぼしました。その結果、平成31年4月~令和元年12月の新設住宅着工は、戸数690千戸(前年同期比6.5%減)、床面積57,244千㎡(同2.9%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・鈍化について、消費税率引き上げ後の反動減や貸家減少を背景に、新設住宅着工が前年同期比で減少したと記載。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、消費税増税前の駆け込み需要がわずかに留まったことや、融資審査の厳格化による貸家の落ち込み幅が大きく、全体の着工戸数の減少に影響を及ぼしました。その結果、平成31年4月~令和元年9月の新設住宅着工戸数は、戸数467千戸(前年同期比5.0%減)、床面積38,971千㎡(同0.4%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・鈍化について、貸家の落ち込み等を背景に新設住宅着工戸数・床面積が前年同期比で減少した。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、持家や分譲戸建ての住宅着工が回復傾向にあるものの貸家の減少が続いており、その結果、平成31年4月~令和元年6月の新設住宅着工戸数は、戸数234千戸(前年同期比4.7%減)、床面積19,507千㎡(同0.6%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・鈍化について、貸家減少と新設住宅着工の前年同期比減少を記載。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、平成30年度4月~12月の新設住宅着工は、貸家の着工減少が続いており、戸数737千戸(前年同期比0.5%減)、床面積58,940千㎡(同0.9%減)となりました。」
国内住宅市場の縮小・鈍化について、新設住宅着工戸数・床面積の前年同期比減少を記載。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、平成30年度4月~9月の新設住宅着工は、戸数491千戸(前年同期比1.1%減)、床面積39,139千㎡(同2.4%減)となり、共に前年同期実績を下回る結果となりました。」
国内住宅市場の縮小・鈍化について、新設住宅着工戸数・床面積の前年同期比減少を記載。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、平成30年度4月~6月の新設住宅着工は、戸数245千戸(前年同期比2.0%減)、床面積19,621千㎡(同3.8%減)となり、共に前年同期水準を下回る結果となりました。」
国内住宅市場の縮小・鈍化について、新設住宅着工戸数・床面積の前年同期比減少を記載。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社グループが長年軸足を置いてきた国内における住宅市場は成熟局面にあります。」
国内住宅市場について、通期の新設住宅着工減少に加えて成熟局面にあるとの認識を明示。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「平成29年度4月~12月の新設住宅着工は、戸数741千戸(前年同期比1.3.%減)、床面積59,460千㎡(同2.0%減)となり、共に前年同期水準を下回りました。」
住宅市場の縮小・鈍化について、新設住宅着工戸数・床面積の前年同期比減少を再確認。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「住宅業界におきましては、平成29年度4月~9月の新設住宅着工は、戸数497千戸(前年同期比0.7%減)、床面積40,096千㎡(同1.4%減)となり、特に直近の7月~9月は3ヶ月連続で戸数・面積ともに前年同月実績を下回る結果となりました。」
住宅市場の縮小・鈍化に関するリスクについて、新設住宅着工の減少と直近3か月の前年割れを実績として記載。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
住宅・国内市場縮小に伴う業界再編と競争激化を含む既存リスクについて、重要な変更がないと再確認。 - FY2017初出有価証券報告書
「建材事業においては、最も市場の大きい新設住宅着工戸数が少子高齢化や増加を続ける空き家等の影響を受けて、需要の鈍化は避けられず後退局面にさしかかっています。その結果、建材メーカーや流通で多く見られた再編のうねりは、今まで以上のスピードで建築業界全体に大きな波として押し寄せることは間違いないと想定しています。」
住宅需要の鈍化、空き家、建材メーカー・流通の再編、業界競争の進展を一体の事業環境リスクとして初出。