特定資材・仕入先への依存
FY2021に初出。5回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載はFY2026。
ドリームベッドがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。15社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに6社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当社は原材料及び商品を国内外から調達しておりますが、中には少数の特定の仕入先からのみ入手可能な特殊なもの、仕入先や供給品の代替が困難なもの、ライセンス元や素材メーカーと共同開発したオリジナルの原材料があります。そのため、気候変動や国際的な需要拡大、加えて昨今の中東情勢の緊迫化等の地政学リスクによる需給動向の変化に伴い、調達競争が激化し、購入価格の高騰や資材の供給の遅延、中断が生じた場合、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
特定仕入先への依存に加え、共同開発原材料と中東情勢の緊迫化を新たな調達リスク要因として明示した。 - FY2023対処有価証券報告書
「当社は、調達環境変化の影響を最小限に抑えるため、調達リスクのある資材をリストアップして、品質・価格を含めた代替品調達を継続的に検討・実施するとともに、仕入調達先や生産委託先の分散・多様化に取り組んでおります。」
特定資材・仕入先への依存に対し、代替品の検討・実施、調達先・生産委託先の分散と多様化を具体化した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「また、世界経済においても、ウクライナ情勢の長期化、燃料価格の高騰、物価上昇等の要因により、経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
特定資材・仕入先への依存や調達環境に関する外部要因として、ウクライナ情勢、燃料価格高騰、物価上昇を明示した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「気候変動や国際的な需要拡大、地政学リスク等による需給動向の変化に伴い、調達競争が激化し、購入価格の高騰や資材の供給の遅延、中断が生じた場合、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。そこで当社は、調達環境変化の影響を最小限に抑えるために、複数購買、グローバル調達等に取り組んでまいります。」
従来の特定仕入先依存に加え、気候変動、国際需要、地政学リスクを要因として明示し、リスク範囲が広がった。複数購買・グローバル調達を対応策とした。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社の資材等の調達について、特殊な資材等については、少数特定の仕入先からのみ入手可能のものや、仕入先や供給品の代替が困難なものがあります。」
特殊資材やSerta製品向け原材料の供給遅延・中断をリスクとしている一方、代替原材料への切替も進めている。