アスレジャー商品の流行・嗜好変化による需要・価格リスク
FY2021に初出。6回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載はFY2026。
ワークマンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より7年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。6社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当社の商品は自社開発製造のPB(プライベート・ブランド)商品、取引先より仕入れるNB(ナショナル・ブランド)商品、当社と取引先との共同開発商品等で構成されておりますが、このうち一般向け市場へ主に投入している商品はPB商品であり、またPB商品は決算日時点において流通センター在庫の95%以上を占めております。」
一般向け市場に投入するPB商品が流通センター在庫の95%以上を占めると開示し、流行・嗜好・季節・気候変化による需要・販売可能価格へのリスクエクスポージャーを具体化している。 - FY2025再定義有価証券報告書
「当社で取り扱っている商品のなかで一般個人消費者が主要購買層となるアウトドア・スポーツ及びカジュアル商品に関しては、流行の変化に代表されるような外部環境変化や個人の嗜好変化などプロ向け商品に比べ比較的短期間での変化が生じる可能性が高く」
従来のアスレジャー市場中心の表現から、アウトドア・スポーツに加えてカジュアル商品も対象とするリスク説明へ範囲を組み替えている。 - FY2024再掲有価証券報告書
「当社で取り扱っている商品のなかで一般個人消費者が主要購買層となるアスレジャー市場(アウトドア・スポーツ・レジャー等)向け商品に関しては、流行の変化に代表されるような外部環境変化や個人の嗜好変化などプロ向け商品に比べ比較的短期間での変化が生じる可能性が高く、当該変化が生じた場合には在庫の増加及び商品需要ひいては値引き販売の増加等、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
アスレジャー商品の流行・嗜好変化による在庫増加、需要減少、値引き販売増加のリスクを再確認している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当社の商品は自社開発製造のPB(プライベート・ブランド)商品、取引先より仕入れるNB(ナショナル・ブランド)商品、当社と取引先との共同開発商品等で構成されておりますが、このうちアスレジャー市場へ主に投入している商品はPB商品であり、またPB商品は決算日時点において流通センター在庫の90%以上を占めております。」
アスレジャー商品を含むPB商品が流通センター在庫の90%以上を占め、流行・嗜好・季節・気候変化による需要・評価減リスクを再確認している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「PB商品は決算日時点において流通センター在庫の90%以上を占めております。…需要トレンドの仮定が極端に変動したことや季節・気候などの外部環境の仮定が大きく異なったことにより、見直しが必要になった場合、翌事業年度において、追加の棚卸資産評価減を計上する可能性があります。」
アスレジャー向けを含むPB商品が流通センター在庫の90%以上を占めることを示し、需要・気候変化による評価減リスクを具体化している。 - FY2021初出有価証券報告書
「一般個人消費者が主要購買層となるアスレジャー市場(アウトドア・スポーツ・レジャー等)向け商品に関しては、流行の変化に代表されるような外部環境変化や個人の嗜好変化などプロ向け商品に比べ比較的短期間での変化が生じる可能性が高く、当該変化が生じた場合には商品需要ひいては販売可能価格に対して影響を及ぼす可能性があります。」
一般消費者向けアスレジャー商品の拡大に伴い、流行・嗜好変化による需要と販売可能価格への影響を新たなリスクとして明示している。