韓国からの訪日客数急減による需要影響
FY2020-Q1に初出。4回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2021-Q1。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。9社中2社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当社グループにおける主力業態ドン・キホーテは、長梅雨といった天候不順や新型コロナウイルスの影響によるインバウンド需要の消滅やイベント自粛等の影響、2019年9月における消費税増税前の駆け込み需要の反動があったことから、既存店売上高成長率は14.1%減になりました。」
新型コロナウイルスによるインバウンド需要の消滅等により、主力業態ドン・キホーテの既存店売上高成長率は14.1%減となり、需要影響が具体的な販売減として現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「同事業における主力業態を営む株式会社ドン・キホーテの販売状況については、食品や日用雑貨品を中心とした生活必需品は、豊富な品揃えと価格提案力によって他社シェアを獲得し、好調に推移しました。一方で、天候不順、消費税増税後の個人消費の弱さや新型コロナウィルスの流行により訪日客数が大幅に減少した影響から、既存店売上高成長率は1.4%減となりました。」
新型コロナウイルスの流行等により訪日客数が大幅に減少し、既存店売上高成長率が1.4%減となった。生活必需品の販売による他社シェア獲得も併記されている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループにおける主力業態ドン・キホーテは、他社シェアを獲得しながら、食品や日用消耗品は好調に推移しましたが、天候不順や韓国からの訪日客数の急減といった影響及び消費税増税後の反動減の影響から、既存店売上高成長率は0.7%減になりました。」
韓国からの訪日客数急減が引き続き主力業態の販売に影響し、天候不順・増税後の反動減と合わせて既存店売上高成長率は0.7%減となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「主力業態ドン・キホーテは、冷夏・猛暑といった天候不順と韓国からの訪日客数が急減といった影響がありましたが、食品を中心とする生活必需品が堅調な販売実績となり、また、消費税増税前の駆け込み需要を獲得したことにより、既存店売上高成長率は2.9%増になりました。」
韓国からの訪日客数急減が主力業態の販売に影響したと記載している一方、生活必需品販売と増税前の駆け込み需要により既存店売上高成長率は2.9%増となった。