製品欠陥・大規模品質問題による回収費用と評価低下
FY2016に初出。13回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載は2026-07-28。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。56社中11社が悪化側に。
- FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度において、当該無償点検及び無償交換の実績が進捗し、新たな情報の入手により、将来の費用発生見込額について、より精緻な見積りが可能となったことから、引当金の見直しを行い、6,284百万円を無償点検関連引当金戻入額として特別利益に計上しております。」
クランクの無償点検・無償交換対応は継続しているが、実績の進捗と見積り精緻化により6,284百万円の引当金戻入額を計上し、製品保証引当金残高も13,325百万円から5,872百万円へ減少した。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「無償点検関連費用」
ロードバイク用リア11段変速対応ホローテックⅡクランクの無償点検・無償交換対応が継続し、当中間連結会計期間に無償点検関連費用623百万円、関連費用の支払額541百万円を計上している。製品保証引当金も流動・固定合計で657百万円減少した。 - FY2024再掲有価証券報告書
「製品保証引当金は、主に当社で製造されたロードバイク用リア11段変速対応ホローテックⅡクランクの無償点検及び無償交換に伴う費用を現時点で入手可能な情報に基づき算出した発生見込額を計上しております。」
クランクの無償点検・無償交換に係る製品保証引当金は13,325百万円となり、問題への対応と将来費用の見積りが継続している。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「無償点検関連費用」
過年度に発生したロードバイク用クランクの無償点検・無償交換対応が継続し、当中間連結会計期間に無償点検関連費用1,511百万円、関連費用の支払額1,418百万円を計上している。製品保証引当金は前連結会計年度末の16,017百万円から14,470百万円へ減少した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「2019年6月30日以前に当社で製造されたロードバイク用リア11段変速対応ホローテックⅡクランクの一部において接着された箇所が剥がれ、隙間や段差が発生する可能性があることから、無償点検及び無償交換に伴う費用を計上しております。」
製品欠陥リスクが無償点検・無償交換として引き続き発生し、当年度に無償点検関連費用17,625百万円、製品保証引当金16,017百万円を計上している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「2019年6月30日以前に当社で製造されたロードバイク用リア11段変速対応ホローテックⅡクランクの一部において接着された箇所が剥がれ、隙間や段差が発生する可能性があることから、無償点検及び無償交換に伴う費用を計上しております。」
製品欠陥リスクが実際の無償点検・無償交換対応として発生し、当第3四半期累計期間に17,074百万円の無償点検関連費用を計上した。費用には合理的に見積もった引当金が含まれている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「大規模な製造物責任に基づく責任追及」
製品欠陥による人的・物的損害、リコール費用、信用・ブランド価値毀損のリスクと、品質管理・グローバル対応体制を継続して記載している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「大規模な製造物責任に基づく責任追及」
人的・物的損害、リコール・改修費用、ブランド価値毀損を含む製造物責任リスクと、品質管理・グローバル対応体制を継続して記載している。 - FY2020再定義有価証券報告書
「大規模な製造物責任に基づく責任追及」
従来の製品欠陥・回収費用・品質評価低下のリスクを、人的・物的損害、リコール・改修費用、ブランド価値毀損を含む製造物責任リスクとして具体化している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「大規模な品質問題が発生した場合、製品の回収及び交換等による多額のコストが発生することにより、また、当社グループ製品の品質に対する評価に重大な影響を与えることにより、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
ISO品質管理体制を構築しつつも、製品欠陥発生時の回収・交換費用および評価低下のリスクを継続して記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループでは、ISOによる品質管理体制を構築していますが、将来全ての製品について欠陥が発生しないという保証はありません。大規模な品質問題が発生した場合、製品の回収及び交換等による多額のコストが発生し、当社グループ製品の品質に対する評価に重大な影響を与えることにより、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。」
ISO品質管理体制を構築している一方、製品欠陥の完全な不存在は保証できず、大規模品質問題時の回収・交換費用とブランド評価への影響をリスクとしている。