FM中大型案件の増加による売上成長と粗利率低下
FY2024-Q1に初出。10回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024。直近の記載は2026-08-10。
アルファパーチェスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに1社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「一方、製品・サービスミックスの悪化により粗利率が低下しており、第1四半期よりは改善してきているものの売上増加によって取扱件数の増加を想定した人件費を含む固定費増を吸収できず、当事業全体として前年同期比で減益となりました。」
FM事業では大型工事案件の増加などにより売上高は前年同期比22.9%増となったが、製品・サービスミックス悪化による粗利率低下と固定費増を吸収できず、セグメント利益は13.4%減少した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「第4四半期において急増した材工分離型の店舗改装用資材の需要急増に追随しきれず、必要な商品の緊急輸入や工事日程にあわせたチャーター便配送等の費用急増があり、売上増を利益増につなげることができず、第4四半期および年間のセグメント利益は前年同期比で大幅減となりました。」
FM事業では、改装案件の第4四半期集中に対応しきれず、緊急輸入・チャーター便配送費用が増加した。通期売上高は0.6%減、セグメント利益は47.7%減となり、従来の案件構成による粗利率低下に加えて、需要集中と対応コスト増が具体化した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「インバウンド需要により顧客の集客と業績は好調であるものの、好調な需要を背景に、店舗や施設の営業を止める必要がある改装工事を控えたり、工事の規模を縮小したりする傾向があり、前四半期に続き、売上の前年比割れが続きました。」
FM事業では顧客施設の集客好調を背景に改装工事の後ろ倒し・縮小が続き、売上の前年割れが継続した。建設業専業子会社の体制整備を含む連結販管費負担の増加も加わり、セグメント利益は前年同期比40.3%減となった。 - FY2024悪化有価証券報告書
「また、売上構成差によってセグメント全体の粗利益率が低下し、セグメントの利益率が3.3%から2.7%へと悪化しました。」
FM事業では大型施設の改装案件後ろ倒しと小型店舗案件減少が重なり、セグメント利益率が3.3%から2.7%へ低下した。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間においては、手がかかる反面、粗利率は高めの小型店舗案件が減少したため、売上構成差によってセグメント全体の粗利益率が低下し、セグメントの利益率が3.9%から2.9%へと1%悪化しました。」
FM事業では小型店舗案件の減少により、案件構成の変化を通じて利益率が3.9%から2.9%へ低下した。中大型案件は売上面で有利だが、粗利率は低いという関係が再確認された。 - FY2024-Q1初出有価証券報告書
「大型案件の方が資材費の比率が高く、少ない人数で多くの売上を上げることができるため、中大型店舗案件は小規模店舗案件に比して、社員1人当たりの売上高が大きく、人員効率面で有利です。ただ、その効率の良さを反映した単価での受注となるため、案件当たりの売上高総利益率は小規模店舗案件より低めとなります。」
FM事業では中大型案件が増えると社員1人当たり売上高は高まる一方、案件当たりの売上高総利益率は小規模案件より低くなるという案件構成上の関係が初めて明示された。当四半期はこの構成変化により売上が成長する一方、利益が減少した。