スマートフォン市場の成長鈍化
FY2017-Q1に初出。27回の記載のうち9回が「後退」で、最初の「後退」はFY2017。直近の記載はFY2026-H1。
山一電機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。16社中10社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに3社。
- FY2026-H1再掲有価証券報告書
「テスト用ソケット分野では、主軸のスマートフォン及びPC向け製品の販売が好調に推移しましたが、バーンインソケット分野ではメモリー半導体及び自動車向けを中心としたロジック半導体の投資先送りの影響を受け、総じて低調な状況となりました。」
スマートフォン向け製品の販売好調は継続している。一方、バーンインソケットではメモリー半導体・自動車向けロジック半導体の投資先送りが影響した。 - FY2025-H1後退有価証券報告書
「テスト用ソケット分野では、主軸のスマートフォン向け製品の販売が好調に推移しました。」
前期まで需要低迷や生産調整の影響が記載されていたスマートフォン向け製品について、当中間連結会計期間は販売好調との記載に変わった。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「テスト用ソケット分野では、主軸のスマートフォン向け製品の需要低迷に伴い厳しい推移となったことに加え、コロナ禍需要の反動によるPC市場低迷の影響を受けました。」
スマートフォン向け製品の需要低迷が続き、PC市場低迷も加わってテストソリューション事業の実績に影響した。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「テスト用ソケット分野では、主軸のスマートフォン向け製品は市場の需要低迷に伴い厳しい推移となったことに加え、コロナ禍需要の反動によるパソコン市場低迷の影響を受けました。」
スマートフォン向け製品の需要低迷が続き、コロナ禍需要の反動によるパソコン市場低迷も加わって、テストソリューション事業の実績に影響した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「テスト用ソケット分野では、主軸のスマートフォン向け製品は市場の需要低迷に伴い厳しい推移となったことに加え、コロナ禍需要後のPC需要減の影響を受けました。」
スマートフォン向け製品の需要低迷とコロナ禍需要後のPC需要減が、テストソリューション事業の実績に影響する事象として実際に発生した。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「第3四半期に入りスマートフォン向け製品にて大幅な生産調整の影響を受けたこと」
スマートフォン向け製品の生産調整が実際に発生し、テストソリューション事業の第3四半期の厳しい推移要因として記載された。 - FY2023-Q1後退有価証券報告書
「テスト用ソケット分野では、主軸のスマートフォン向け製品に加え、自動車並びにPC・サーバー向けの新製品が順調に推移したこと及び、バーンインソケット分野ではメモリー用において、NAND向け並びにDRAM向けの新製品等が順調に推移したことにより大きく伸長し、事業全体では好調に推移いたしました。」
スマートフォン向け製品を含むテストソケット事業が新製品等の順調な推移により大きく伸長し、スマートフォン市場の成長鈍化・需要低迷に関するリスク表現は弱まっている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「テスト用ソケット分野では、スマートフォン向け製品が好調に推移したことに加え、自動車並びにPCサーバー向けの新製品が大きく伸長したこと」
スマートフォン向け製品の好調が続き、従来のスマートフォン市場の成長鈍化・需要低迷リスクを強める記載はない。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「スマートフォン向け製品を中心に販売が好調に推移したことに加え」
スマートフォン向け製品の販売好調が継続して記載され、従来のスマートフォン市場の需要低迷リスクを強める新たな記載はない。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「スマートフォン向け製品の販売が好調に推移したことに加え、車載向け製品、PC・サーバー向け製品並びに、メモリー用のバーンインソケット製品が好調に推移いたしました。」
スマートフォン向け製品の販売好調が続き、車載、PC・サーバー、メモリー用バーンインソケットにも好調な製品領域が広がっている。 - FY2022-Q1後退有価証券報告書
「スマートフォン向けのテストソケット製品の販売が好調に推移した」
スマートフォン向け製品の販売好調が記載され、従来のスマートフォン市場の成長鈍化・需要低迷に関するリスク表現は弱まっている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「スマートフォン向け製品の販売が好調に推移したことに加え、PC・サーバー用のソケットならびにメモリー用ソケットも堅調に推移いたしました。」
スマートフォン向け製品の販売好調が続き、従来のスマートフォン需要低迷リスクを弱める状況が継続している。 - FY2021-Q2後退有価証券報告書
「スマートフォン向け製品の販売が好調に推移したことに加え、前年度第2四半期以降のDRAM半導体用ソケットの需要は堅調に推移しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大による自動車需要回復の遅れの影響を受けました。」
スマートフォン向け製品の販売好調とDRAM半導体用ソケット需要の堅調さが示され、スマートフォン市場の需要低迷に関するリスクは弱まった。一方、自動車需要の回復遅れは継続している。 - FY2021-Q1後退有価証券報告書
「スマートフォン向け新製品の販売が前年度より早期に立ち上がったことに加え、前年度第2四半期以降のメモリ半導体用ソケットの需要は堅調に推移しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大による自動車需要回復の遅れの影響を受けました。」
スマートフォン向け新製品の販売立ち上がりとメモリ半導体用ソケット需要の堅調さが示され、従来のスマートフォン・メモリ需要低迷の記述は弱まった。一方、自動車需要の回復遅れは継続している。 - FY2020後退有価証券報告書
「第2四半期以降のメモリ半導体用ソケットの需要回復と、スマートフォン向け製品の販売が順調に推移しましたが、自動車需要の回復の遅れによる影響を受けました。」
スマートフォン向け製品の販売が順調に推移し、過去の需要落ち込みの記述は弱まった。一方、自動車需要の回復遅れは継続している。 - FY2020-Q3後退有価証券報告書
「第2四半期以降のメモリ半導体用ソケットの需要回復と、スマートフォン向け製品の販売が順調に推移しましたが、自動車需要の回復の遅れによる影響を引き続き受けました。その結果、売上高9,098百万円(前年同四半期比1.6%減)、営業利益1,303百万円(前年同四半期比7.5%減)となりました。」
従来のスマートフォン需要の落ち込みに対し、スマートフォン向け製品の販売が順調に推移したと記載された。一方、テストソリューション事業全体では前年同期比減収減益となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「スマートフォンの需要が落ち込んだ影響により、CPUならびにメモリ用ソケットの売上に影響を受けました。その結果、売上高2,328百万円(前年同四半期比35.9%減)、営業利益104百万円(前年同四半期比87.1%減)となりました。」
スマートフォン需要の落ち込みがテストソリューション事業の売上高35.9%減、営業利益87.1%減として実績に現れた。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「スマートフォンの生産調整およびデータセンター向けメモリ用ソケットの需要が落ち込んだことや、車載機器向け製品の国内外主要顧客の生産調整等の影響を受けました。その結果、売上高11,137百万円(前年同期比23.6%減)、営業利益1,127百万円(前年同期比68.1%減)となりました。」
スマートフォン生産調整、データセンター向けメモリ用ソケット需要減少が、テストソリューション事業の売上高23.6%減、営業利益68.1%減として現れた。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「スマートフォン向けメモリ用ソケットの需要が落ち込んだことと、車載機器向け製品では国内外主要顧客の生産調整等の影響を受けました。その結果、売上高9,247百万円(前年同四半期比19.6%減)、営業利益1,409百万円(前年同四半期比52.8%減)となりました。」
スマートフォン向けメモリ用ソケット需要の落ち込みと車載機器向け顧客の生産調整が、テストソリューション事業の売上高19.6%減、営業利益52.8%減として実績に現れた。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「スマートフォン向け製品の売上は順調に推移しましたが、メモリ用ソケットの需要が落ち込んだことと、一部車載機器向け製品で生産調整等の影響を受けました。その結果、売上高6,676百万円(前年同四半期比18.0%減)、営業利益1,335百万円(前年同四半期比41.4%減)となりました。」
スマートフォン関連のメモリ用ソケット需要の落ち込みが、テストソリューション事業の売上高18.0%減、営業利益41.4%減として実績に現れた。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「全体としては順調に推移しましたが、個別には、スマートフォン向けのNAND用ソケットの需要が落ち込んだことと、国内外主要顧客の生産調整等の影響を受けました。その結果、売上高3,633百万円(前年同四半期比12.5%減)、営業利益809百万円(前年同四半期比35.0%減)となりました。」
スマートフォン向けNAND用ソケット需要の落ち込みが、テストソリューション事業の売上高・営業利益の減少として実績に現れた。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「スマートフォンやデータセンター向けにメモリー半導体の需要は好調に推移し」
スマートフォンについて、成長鈍化よりも高機能化・関連需要の好調さを前面に出す記述が続いている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「スマートフォンの高機能化やデータセンターの需要拡大に伴う情報量の増加で、情報通信関連機器向け半導体や各種電子部品の需要は好調に推移いたしました。」
スマートフォンについて、成長鈍化よりも高機能化と関連需要の好調さを前面に出す記述が続いている。 - FY2018-Q1後退有価証券報告書
「高機能スマートフォンの一層の普及やデータセンターの能力増強及び自動車の電装化の拡大により、半導体投資が活況を呈すなど、半導体や電子部品の需要は好調に推移いたしました。」
スマートフォンについて、従来の成熟化・成長鈍化よりも、高機能化の普及と関連需要の好調さが前面に記載されている。 - FY2017後退有価証券報告書
「高機能スマートフォンや高性能サーバーなどの情報通信関連機器向け半導体や各種電子部品、自動車の電子化や自動運転に向けた車載用半導体や各種電子部品の需要は好調な推移となりました。」
スマートフォンについて、従来の成熟化・成長鈍化というリスク記述に対し、高機能化領域の需要は好調と記載された。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「しかしながら、これまで市場を牽引してきたスマートフォンの成熟化による競争激化や円高の進行など全体的には厳しい状況で推移しました。」
スマートフォンの成長鈍化という表現から、成熟化による競争激化という形でリスク要因が再記載されている。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「これまで電子部品市場を牽引してきたスマートフォンの成長にかげりが見え、伸び悩みとなりました。」
スマートフォンの成長鈍化を、電子部品市場の伸び悩みとして記載している。