世界的な半導体不足による部材供給遅延・販売影響リスク
FY2021に初出。11回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q1。直近の記載はFY2026。
ミナトホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より2年早い。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに0社。
- FY2026用途別の需給逼迫と需要回復の差が拡大有価証券報告書
「生成AI関連需要の拡大により生じたPCやスマートフォン向けなどの汎用用途での需給の逼迫が続いており、市況変動や顧客在庫調整の影響には引き続き注視が必要な環境と認識しております。」
生成AI関連需要に伴う需給逼迫が続く一方、汎用用途では市況変動や顧客在庫調整の影響への注視が必要とされ、用途別の差が示された。 - FY2026-H1PC需要に一部回復もスマホ・サーバー需要は低調有価証券報告書
「当社顧客におきましては、端末更新ニーズの発生によりパソコン向け需要には回復がみられました。また、その他の産業系顧客においては在庫調整の動きが継続いたしました。」
半導体関連市場ではパソコン端末更新による需要回復がみられた一方、産業系顧客の在庫調整は継続している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「インテリジェント・ステレオカメラ事業では、引き続き半導体不足による部品調達遅延により、量産に向けたスキーム構築は遅れておりますが」
市場全体では半導体不足の緩和が見られる一方、インテリジェント・ステレオカメラ事業では部品調達遅延と量産スキーム構築の遅れが継続している。 - FY2024-Q1半導体不足は緩和する一方、ISCの部品調達遅延は継続有価証券報告書
「前期までの世界的な半導体不足の緩和は見られたものの、特にPC・サーバー需要の減速に伴う部品調達の調整や製品の在庫調整の動きが継続しております。」
市場全体では世界的な半導体不足に緩和が見られたが、ISC事業では引き続き半導体不足による部品調達遅延で量産スキーム構築が遅れている。 - FY2023-Q3一部納期遅延が改善する一方、ISCでは遅延継続有価証券報告書
「ISC事業では、引き続き半導体不足による部品調達遅延の影響で量産型商品の出荷が遅れておりますが」
テレワークソリューション事業では調達製品の納期遅延が改善されてきた一方、ISC事業では半導体不足による部品調達遅延と量産型商品の出荷遅延が継続している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「前連結会計年度より続いている世界的な半導体不足の影響から、主力製品である産業用途向けメモリーモジュール、個人用PC用途向けメモリーモジュールともに納品までに時間を要しており、顧客企業各社において生産への影響が発生しているものの、部材確保方針は継続していることから需要は好調に推移しております。」
世界的な半導体不足が納品長期化と顧客企業の生産への影響として継続している。需要は好調だが、供給制約の実際の影響が続いている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「一方、世界的な半導体不足に伴い各種部材の調達に係る製品コストが大幅に上昇したことや、輸入及び国内物流コストの高騰、円安傾向が継続したこと等の要因により、利益は減少しました。」
半導体不足の影響が部材調達コスト、物流コスト、円安を通じてデジタルデバイス周辺機器事業の営業損失として通期で表れた。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「また半導体部品の需給ひっ迫により、当社グループが調達する機器の納期遅延が発生し、今後顧客企業への機器納入に遅れが生じる恐れも出てきていますが、提案可能な機器・サービスの営業活動に注力しました。」
半導体不足の影響が、調達機器の納期遅延として実際に発生し、顧客企業への納入遅延のおそれにまで広がっている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「一方で、世界的な半導体不足に伴いデジタル機器の需給がひっ迫する中、各種部材の調達に係る製品コストの上昇等により、当セグメントの利益率は想定よりも低く推移しました。」
世界的な半導体不足が部材調達コストの上昇を通じて、デジタルデバイス周辺機器事業の利益率低下として実際に発生した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「一方で、世界的な半導体不足に伴いデジタル機器の需給がひっ迫する中、各種部材の調達に係る製品コストの上昇等により、当セグメントの利益率は想定よりも低く推移しました。」
世界的な半導体不足がデジタル機器の需給逼迫と部材調達コスト上昇として実際の利益率低下に結び付いており、供給不足リスクの影響が拡大した。 - FY2021初出有価証券報告書
「中核であるメモリーモジュール事業につきましては、世界的な半導体不足により、メモリー製品の価格上昇や部材の供給遅延等が続いていることから、一部製品や販売に影響が出る可能性があります」
世界的な半導体不足、メモリー価格上昇、部材供給遅延が既に続いている状況を背景に、一部製品・販売への影響可能性を新たなリスクとして明示した。