再生可能エネルギー事業の許認可・系統連系・開発遅延
FY2023に初出。6回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2025-H1。
RVHがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「費用面では、営農型太陽光発電事業の大幅な事業規模縮小に伴い、前年同期と比較して人件費や業務委託費ほか販売管理費の大半が減少したため、利益面は前年同期比で赤字縮小にて推移いたしました。」
再生可能エネルギー事業の開発遅延・計画見直しに関連して、営農型太陽光発電事業の大幅な事業規模縮小が実際の事業運営及び費用構造に表れている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当社グループの再生可能エネルギー事業において、事業展開予定地における地権者並びに地域住民との合意形成、農地一時転用に係る許認可取得等に想定以上の時間を要した場合や、政府のエネルギー政策の変更又は方針転換、法改正及びこれに伴う電力接続(系統連系)の遅れ、天候・気候の大幅な変動による設備開発工事遅延、風力発電設備の劣化や故障等が発生した場合、当初計画していたプロジェクトスケジュールに遅延が生じ、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。」
従来開示していた系統連系の長期化・合意形成遅延リスクが、太陽光発電プロジェクト大半の見送り、譲渡交渉不成立及び当初計画からの大幅な収益未達として実際に発生した。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当該事業を推進する株式会社BS ENERGYにより、前期に引き続き営農型太陽光発電設備の開発及び収益化のための取り組みを推進してまいりましたが、電力接続のための連系工事に係る所要工期が長期化する見通しであること、開発予定地関係者との合意形成に想定以上の時間を要していること等により、当初事業計画の達成が困難な状況が継続しております。」
系統連系工事の長期化と開発予定地関係者との合意形成の遅れにより、当初事業計画の達成が困難な状況が続いていると記載している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「電力接続のための連系工事に係る所要工期が長期化する見通しであること、開発予定地関係者との合意形成に想定以上の時間を要していること等から、2024年3月期に収益化を見込んでおりましたプロジェクト3件のうち1件を見送り、残る2件について、2025年以降に開発予定であったプロジェクトと統合した1案件として、現段階での案件譲渡も視野に入れています。」
系統連系工事の長期化と関係者との合意形成の遅れが、3件中1件の見送り、残る案件の統合及び案件譲渡の検討へと具体化した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「電力接続のための連系工事に係る所要工期が長期化する見通しであること、開発予定地における各関係者との合意形成に当初想定よりも時間を要していること等から、開発スケジュール及び開発区画の見直しを進める」
既に開示されていた系統連系工事の長期化に加え、開発予定地における関係者との合意形成にも当初想定以上の時間を要しており、開発スケジュール及び区画の見直しに至っている。 - FY2023初出有価証券報告書
「再生可能エネルギー事業の一部プロジェクトについて、電力会社より、電力接続のための連系工事に係る所要工期が当初通知された工期より10ヶ月程度長期化する見通しとなった旨の通達があり」
再生可能エネルギー事業において、電力会社から系統連系工事の工期が当初通知より10ヶ月程度長期化する見通しの通知を受けた。加えて、地権者・地域住民との合意形成、農地一時転用許認可、政策変更、天候・設備故障等によるプロジェクト遅延を事業リスクとして新たに開示している。