技術者の確保・育成と予想外の技術変化
FY2016に初出。6回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。109社中34社が悪化側に。
- FY2025悪化有価証券報告書
「SES事業においては参画中のプロジェクト取引の継続が大半の中で、中途採用の入社が計画比で8か月以上遅延してしまったこと及び協力会社との連携案件が伸び悩んだことから、目標としていた576百万円に達せず437百万円に留まりました。」
人材確保リスクが、中途採用の入社が計画比8か月以上遅延し、SES売上が目標576百万円に対して437百万円にとどまる事象として顕在化した。 - FY2021対処有価証券報告書
「対応策として、当社では技術者の保有スキルの社内標準化、継続的な技術者の採用活動に注力しております。」
技術者不足・人材流出リスクに対し、保有スキルの社内標準化と継続採用を対応策として明示した。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「新規案件の獲得が想定どおりに進まなかったこと、また技術者の人材獲得競争の激化により、当社においても即戦力となる技術者の中途採用は難航しており、人材不足傾向となっていることで、受注拡大に遅れが生じている」
技術者獲得競争の激化と中途採用難により人材不足が生じ、受注拡大の遅れとしてリスクが実質化している。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「また、2017年第2四半期より、東京テックの3月及び4月分の業績が連結業績に反映されております。東京テックにおいては、卸売・小売業向け案件を中心に、売上・利益ともに計画を上まわるペースで進捗しております。」
東京テックの子会社化による技術者・事業基盤の確保が連結業績に反映され、売上・利益とも計画を上回る進捗と説明している。 - FY2017-Q1対処有価証券報告書
「また、2017年1月、株式会社東京テック(以下東京テック)の全株式を取得し子会社化することを決議いたしました。カイカにおきましても、人材採用ならびに育成は重要な経営課題として認識しております。この度の子会社化により技術者を確保することでカイカは事業の拡大と、より幅広い顧客へのサービス展開を目指してまいります。」
東京テックの全株式取得により技術者を確保する施策を示し、技術者不足への対応を具体化した。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループには研究開発型企業が存在するため、常に新しい技術をグループ内に蓄積していくことが競争力の源泉となります。このため、優秀な技術者の確保と育成が困難になった場合、または優秀な人材が流出した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
研究開発型企業として、技術者の確保・育成や人材流出、想定外の新技術への対応遅れ・研究開発費増加をリスクとして開示している。