海外進出先の法規制・政治経済・人材・インフラ等の地域リスク
FY2017に初出。6回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載はFY2026-H1。
NITTANがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。19社中11社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに14社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「グローバル市場では、部品供給の改善により生産は概ね正常化していますが、米国の関税強化措置が輸出企業に影響を及ぼし始めているほか、中国・欧州では政策変更や競争激化が進行しており、通商環境の不確実性が一段と高まっています。」
海外拠点・海外市場に関する地域リスクとして、米国関税強化の影響が発生し始め、中国・欧州の政策変更や競争激化が追加された。 - FY2025悪化有価証券報告書
「アメリカ政府による関税政策変更については、当社は海外に15拠点を構え地産地消を実現しており、北米拠点での現地生産を強化することで関税リスクを回避し、競争力を維持しておりますものの、自動車業界全体への影響が当社にも波及するおそれがあります。」
海外拠点リスクに米国関税政策の変更と自動車業界を通じた波及可能性が追加された。 - FY2022悪化有価証券報告書
「ウクライナ情勢については、原材料価格や資源価格等の高騰、ポーランドに所在する子会社等の想定されるリスクにつき必要な対策を行います。」
海外拠点リスクについて、ウクライナ情勢に伴う原材料・資源価格高騰とポーランド子会社への影響が具体的に追加された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「市場環境変化 カントリーリスクを含む、様々な国の市場環境の変化によるリスク」
海外市場・カントリーリスクを、多角的な海外進出と情報収集によって管理する考え方を継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「これらの国または地域への事業進出には以下のようなリスクが内在し、これらの事象が発生した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。①予期しえない法律・規制の変更 ②不利な影響を及ぼす租税制度の変更 ③不利な政治的、経済的要因の発生 ④人材の採用と確保の難しさ ⑤人件費の高騰 ⑥インフラが未整備なことによる当社グループ活動への悪影響 ⑦テロ、戦争その他要因による社会的混乱」
海外進出に伴う法規制、税制、政治経済、人材、賃金、インフラ、社会混乱のリスクを継続して列挙している。 - FY2017初出有価証券報告書
「これらの国または地域への事業進出には以下のようなリスクが内在し、これらの事象が発生した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。①予期しえない法律・規制の変更 ②不利な影響を及ぼす租税制度の変更 ③不利な政治的、経済的要因の発生 ④人材の採用と確保の難しさ ⑤インフラが未整備なことによる当社グループ活動への悪影響 ⑥テロ、戦争その他要因による社会的混乱」
アジア・北米・欧州への海外進出に伴う複数の地域リスクを体系的に列挙。