世界的な半導体不足による先行き不透明感
FY2022-Q1に初出。9回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
イーグル工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。32社中22社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに12社。
- FY2026対処有価証券報告書
「AIデータセンター向けなどの高付加価値メモリ需要の拡大を背景に当社製品の需要も回復基調となり」
半導体・メモリ需要の回復基調が示され、従来の半導体不足による供給制約・サプライチェーン影響は当年度には弱まっている。 - FY2024対処有価証券報告書
「半導体の供給不足、コロナ感染再拡大による部品供給不足が解消に向かったことから自動車生産は緩やかな回復基調にありました。」
従来の世界的な半導体・部品不足について、自動車生産への供給制約は解消に向かったと記載され、影響が弱まっている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「依然として半導体等産業用資材の不足、ウクライナ危機の長期化に伴うエネルギー資源の高騰等が、サプライチェーンにマイナスの影響を与えました。」
半導体等産業用資材の不足がサプライチェーンへのマイナス影響として引き続き記載されている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「半導体等産業用資材の不足、ウクライナ危機の長期化に伴うエネルギー資源の高騰、中国ゼロコロナ政策等、サプライチェーンへの悪影響が続きました。」
半導体等産業用資材の不足がサプライチェーンへの悪影響として引き続き記載されている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「収束するかに思えた新型コロナウイルス感染症がオミクロン株により再び感染拡大に転じたことや、半導体等産業用資材の不足、中国ゼロコロナ政策等が複合的に作用してサプライチェーンが混乱し、当社グループや得意先での生産活動にマイナスの影響が生じました。」
前年度に先行き不透明要因として記載された半導体等産業用資材の不足が、サプライチェーンの混乱と生産活動へのマイナス影響として実際に現れている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「世界的な半導体不足や新型コロナ感染再拡大によるサプライチェーンの停滞などが下振れ要因となり、景気回復のペースは鈍化しました。」
世界的な半導体不足とサプライチェーン停滞が、景気回復を鈍化させる要因として通期でも継続している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済情勢は、主要国を中心にワクチン接種の普及による防疫措置の緩和と金融・財政支援対策等により、景気回復基調で始まりましたが、世界的な半導体不足や新型コロナ感染再拡大によるサプライチェーンの停滞などにより各産業へのマイナス影響が徐々に顕在化してきました。」
前四半期までに顕在化していた世界的な半導体不足について、サプライチェーン停滞を通じて各産業へのマイナス影響が徐々に顕在化したとされ、影響範囲が広がっている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、世界的な半導体不足やコロナ感染再拡大による東南アジア地域からの部品供給の滞りなどにより、その回復ペースは鈍化しました。」
前四半期に先行き不透明要因として記載された世界的な半導体不足が、東南アジア地域からの部品供給の滞りとして実際に現れ、経済回復ペースの鈍化につながった。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「感染再拡大への懸念や世界的な半導体不足、原材料価格高騰など、先行き不透明感は残りますが」
半導体業界の投資抑制とは異なる供給面の問題として、世界的な半導体不足が外部環境リスクに初めて明示されている。