低水準な受注残高を起点とした受注環境と設備需要の踊り場
FY2017-Q1に初出。26回の記載のうち14回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018-Q1。直近の記載は2026-09-14。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに57社。
- FY2026-H1前進有価証券報告書
「旺盛な需要を受け受注高は急拡大し、売上高も伸びました。」
受注環境について、AI・データセンター向け需要を背景に受注高が急拡大し、売上高も増加したと記載している。 - FY2025受注高増加と受注残高減少の併存有価証券報告書
「また、当事業年度の受注高は9,104百万円(前期比11.8%増)となり、当事業年度末の受注残高は5,124百万円(前期比4.4%減)となりました。」
受注高は前期比11.8%増加した一方、受注残高は4.4%減少し、受注の積み上がりと残高の動きが分かれた。 - FY2024悪化有価証券報告書
「また、当事業年度の受注高は8,146百万円(前期比0.9%減)となり、当事業年度末の受注残高は5,361百万円(前期比1.0%減)となりました。」
前期に増加していた受注残高が1.0%減少し、受注高も0.9%減少した。 - FY2023受注残高増加と受注高小幅減有価証券報告書
「また、当事業年度の受注高は8,221百万円(前期比2.1%減)となり、当事業年度末の受注残高は5,418百万円(前期比7.8%増)となりました。」
受注高は前期比2.1%減少した一方、受注残高は5,418百万円、前期比7.8%増となり、受注・出荷の時間差を伴う受注環境が示された。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「シリコン分野の欠陥解析用途の販売は伸びましたが、電子部品分野やオプトエレクトロニクス分野の大型の生産機の出荷を第4四半期に控え、売上高は1,752百万円(前年同期比4.2%減)となりました。」
大型生産機の出荷を第4四半期に控えていることが明示され、受注・出荷の時間差を伴う設備需要の状況が具体化している。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「(エッチング装置) 電子部品分野の高周波デバイス用途やセンサー用途、オプトエレクトロニクス分野の通信用レーザー用途、シリコン分野の欠陥解析用途等の幅広い用途で販売がありました。当事業年度期初の受注残高が1,649百万円、当第1四半期の受注高が985百万円ありましたが、出荷の多くが当第2四半期以降となるため、売上高は636百万円(前年同期比137.4%増)となりました。」
エッチング装置を中心に期初受注残高と当四半期受注高が積み上がり、出荷の多くは第2四半期以降となるものの、売上高は前年同期比137.4%増となった。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「前事業年度後半に感染症の影響で一時的に低調となった受注高は、当第3四半期累計期間には4,876百万円(前年同期比26.2%増)と大きく回復し、当第3四半期会計期間末の受注残高は2,894百万円(前年同期比69.4%増)となりました。」
前期後半に低調となった受注環境が、受注高4,876百万円、受注残高2,894百万円へ回復し、前年同期比でも大幅な増加となった。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「前事業年度後半に新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に低調となった受注高は、当第2四半期累計期間には3,058百万円(前年同期比3.9%減)と前年並み水準に回復し、当第2四半期会計期間末の受注残高は2,316百万円(前年同期比1.0%減)となりました。」
受注高・受注残高は前年並み水準まで回復したとされる一方、前年同期比ではそれぞれ3.9%減、1.0%減となり、FY2021-Q1の前年同期比増加から弱含んだ。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期では1,646百万円(前年同期比9.5%増)となり、当第1四半期会計期間末の受注残高は2,460百万円(前年同期比0.8%増)となりました。」
前期後半に新規受注案件の先延ばしで弱含んだ受注環境に対し、受注高と受注残高が前年同期を上回った。 - FY2020悪化有価証券報告書
「また、当事業年度の受注高は5,327百万円(前期比6.7%増)となり、当事業年度末の受注残高は1,534百万円(前期比26.1%減)となりました。」
受注高は前期比6.7%増となったものの、受注残高は前期比26.1%減となり、年度後半の新規案件進捗停止を含む受注環境の弱さが残った。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症が拡大した2月以降は、新規の受注案件が先延ばしになる傾向が強まり、加えて、緊急事態宣言発出以降の出社制限や出張、海外渡航の禁止等の影響もあり、当第3四半期の受注実績は期初の想定を下回る結果となりました。」
前期まで受注高・受注残高の改善が記載されていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大後は新規案件の先延ばしが強まり、当第3四半期の受注実績が期初想定を下回った。受注高は3,864百万円、前年同期比0.5%増であった。 - FY2020-Q2前進有価証券報告書
「その結果、当第2四半期累計期間での受注高は3,183百万円(前年同期比22.1%増)、当第2四半期会計期間末の受注残高は2,339百万円(前年同期比25.9%増)と、堅調に推移いたしました。」
受注高は前年同期比22.1%増、受注残高は同25.9%増となり、受注環境の堅調さが続いている。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「その結果、電子部品メーカーの増産に伴った装置受注が増加したことで、当第1四半期での受注高は1,503百万円(前年同期比7.0%増)と堅調に推移いたしました。当第1四半期会計期間末の受注残高は2,439百万円(前年同期比4.9%増)となり、第2四半期以降の売上高への寄与を見込んでおります。」
受注高は前年同期比7.0%増、受注残高は同4.9%増となり、前期に受注の伸び悩みが記載されていた状況から受注環境が改善した。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当事業年度の受注高は4,991百万円(前期比22.7%減)、受注残高は2,077百万円(前期比2.8%増)となりました。」
受注残高は前年同期比で増加したものの、受注高は前期比22.7%減となり、Q3までの受注環境改善から弱含みに転じた。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「しかしながら、スマートフォン市場の需要低迷及び米中貿易摩擦の影響による中国経済の減速が、当社の主要取引先である電子部品メーカーの設備投資判断に影響していることにより、第3四半期に入りましても受注の伸び悩みの傾向が続いております。」
前四半期に続き、主要取引先の設備投資判断への影響を背景とする受注の伸び悩みが続いている。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら、スマートフォン市場の需要低迷及び米中貿易摩擦の影響による中国経済の減速により、当社の主要取引先である電子部品メーカーの設備投資意欲が一時的に低下したことにより、受注が伸び悩みました。」
前期から受注環境が改善していた一方、スマートフォン需要低迷と中国経済減速により当第2四半期累計期間の受注は伸び悩んだ。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期での受注及び生産は堅調に推移いたしました。その結果、当第1四半期会計期間末の受注残高は2,325百万円(前年同期比2.8%増)となっており、第2四半期以降の売上高への寄与を見込んでおります。」
受注・生産が堅調に推移し、受注残高は2,325百万円、前年同期比2.8%増となった。第2四半期以降の売上高への寄与も見込んでいる。 - FY2018前進有価証券報告書
「このような状況の下、オプトエレクトロニクス分野の通信用レーザーや面発光レーザー(VCSEL)、電子部品分野の高周波デバイス、パワーデバイス、MEMS、各種センサー等の生産設備案件において商談が具体化し、国内外の複数顧客からの受注が増加いたしました。」
受注高は6,454百万円(前期比187.6%増)、受注残高は2,021百万円(同195.5%増)となり、受注環境の改善が通期数値で確認された。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「オプトエレクトロニクス分野の通信用レーザーや面発光レーザー(VCSEL)、電子部品分野の高周波デバイス、パワーデバイス、MEMS、各種センサー等の生産設備案件において商談が具体化し、国内外の複数顧客からの受注が大幅に増加しており、当第3四半期会計期間末の受注残高は2,747百万円(前年同期比197.5%増)となりました。」
受注残高は2,747百万円、前年同期比197.5%増となり、第1・第2四半期累計期間から続く受注環境の好調が継続した。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「その結果、当第2四半期累計期間の受注高は3,863百万円(前年同期比88.8%増)となり、当第2四半期会計期間末の受注残高は2,844百万円(前年同期比172.3%増)となりました。」
受注高が前年同期比88.8%増、受注残高が同172.3%増となり、第1四半期から続く受注環境の好調が数値で確認された。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「このような状況の下、オプトエレクトロニクス分野の通信用レーザーや面発光レーザー(VCSEL)、電子部品分野の高周波デバイス、MEMS、各種センサー等の生産設備案件において商談が具体化し、複数顧客から受注を獲得いたしました。その結果、当第1四半期累計期間の受注高は1,876百万円(前年同期比91.9%増)となり、当第1四半期会計期間末の受注残高は2,261百万円(前年同期比84.5%増)となりました。一方、当第1四半期累計期間の売上高につきましては、前事業年度末の受注残高が1,034百万円という中でのスタートであったため、現段階での売上高は低水準な結果に留まっております。」
受注高と受注残高が前年同期を大きく上回り、前事業年度末の受注残高717百万円からも回復した。一方、受注生産の時間差により当四半期の売上高はなお低水準と説明している。 - FY2017受注残高回復も売上低迷有価証券報告書
「国内市場は…新規の生産設備投資案件が先延ばしとなる傾向が継続したことから、期初に想定していた複数顧客からの生産設備案件の商談が長期化し、受注が伸び悩みました。その結果、国内売上高は2,091百万円(前期比50.9%減)と前期比で大幅に落ち込みました。」
受注残高は前事業年度末の717百万円から1,034百万円へ増加した一方、商談長期化・案件先延ばし・受注の伸び悩みが続き、売上高は低水準となった。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「当社の顧客である電子部品メーカー・デバイスメーカー各社は、複数の生産設備案件において最終ユーザーからの発注見極めに時間を要していることなどから、商談の長期化が続いております。 このような状況の下、当第3四半期累計期間は高周波デバイス等各種電子部品への設備投資需要の減速に加え、新規の生産設備案件が先延ばしとなる傾向が継続したことから、受注の伸び悩みが続き、当第3四半期累計期間の売上高は低水準な結果となりました。」
受注環境は、顧客の発注見極めによる商談長期化、新規設備案件の先延ばし、受注の伸び悩みが継続し、前回記載の設備需要の踊り場から弱さが続いている。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「当期間の売上高は前事業年度末の受注残高717百万円という厳しい環境の中でスタートしたため、低水準な結果となりました。受注環境は徐々に好転しつつありますが、前事業年度まで市場の牽引役であった高周波デバイスへの設備投資需要の減速、及び新規設備投資の遅れの影響により、足元の設備需要は踊り場の状況が続いております。」
前事業年度末の受注残高717百万円を起点に、受注環境は徐々に好転する一方、設備需要は踊り場にあるという足元の受注・需要状況を初めて独立したテーマとして記載している。