原材料・部品等の調達途絶と価格変動リスク
FY2019に初出。13回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q2。直近の記載は2026-05-19。
アネスト岩田がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。52社中34社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに25社。
- FY2025-H1対処有価証券報告書
「利益の増加は、主に圧縮機を製造販売している中国子会社における調達プロセスの見直しにより、在庫の適正化や原価率の改善が進んだことなどによるものです。」
中国子会社で調達プロセスを見直した結果、在庫の適正化と原価率の改善が進み、調達・コスト面のリスクへの対応効果が示された。 - FY2024再掲有価証券報告書
「様々な不確実性によるサプライチェーンの分断を回避するため、サプライヤーごとのBCPを策定し、…サプライヤー並びに生産地の追加等を進めています。」
部材不足、原材料価格高騰、物流混乱への対応として、サプライヤー別BCP、調達先・生産地の追加、生産計画改革を継続している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「利益の減少は、現地子会社における仕入価格の上昇並びに売上高の減少や人件費の増加などによるものです。」
中国セグメントでは、現地子会社の仕入価格上昇、売上高減少、人件費増加が利益減少要因として実績化した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「利益の減少は、主に原材料価格の高騰に起因した仕入価格の上昇などにより売上原価が増加したことや塗装設備製品の売上が減少したことなどによるものです。」
原材料価格高騰に伴う仕入価格上昇が中国セグメントの売上原価・利益に影響した。 - FY2023対処有価証券報告書
「様々な不確実性によるサプライチェーンの分断を回避するため、サプライヤーごとのBCPを策定し、…サプライヤー並びに生産地の追加等を進めています。」
部材不足、原材料価格高騰、物流混乱のリスクに対し、サプライヤー別BCP、調達先・生産地の追加、生産計画改革を継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「利益の減少は、主に原材料価格の高騰に起因した仕入価格の上昇などにより売上原価が増加したことや塗装設備製品の売上が減少したことなどによるものです。」
原材料価格高騰に伴う仕入価格上昇が日本セグメントの売上原価増加と利益減少として実際に表れた。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、経済活動の正常化が進む一方で、半導体をはじめとする部材不足の拡大、原材料価格や資源価格の高騰、物流の混乱などにより先行き不透明感が高まりました。」
部材不足、原材料・資源価格の高騰、物流混乱が実際の事業環境となった。日本では原材料価格高騰に起因する仕入価格上昇がセグメント利益減少の要因となった。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「圧縮機製品では、一部の部品において、ロックダウン措置が取られた東南アジアからの供給が停滞しましたが、調達の安定化に伴う回復から、その影響は最小限に留まりました。」
東南アジアのロックダウンにより部品供給の停滞が実際に発生したが、調達の安定化により影響は最小限に留まった。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「一方で、世界的な変異株の拡大による防疫措置の強化や原材料価格の高騰、半導体需給のひっ迫などによる影響から回復ペースは鈍化しています。」
原材料価格の高騰と半導体需給のひっ迫が事業環境上の調達・コストリスクとして顕在化し、経済回復ペースを鈍化させている。 - FY2021対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス禍によるサプライチェーン分断を回避する為、サプライヤー毎のBCPを策定し、特に特殊な材料や加工、処理を必要とする部品や海外における一国集中生産等に関しては、サプライヤーへの取引条件の支援等とともに、サプライヤー並びに生産地の追加等を進めています。」
特定仕入先への依存・調達途絶リスクに対し、サプライヤー別BCP、取引条件支援、調達先・生産地の追加を進めている。 - FY2019初出有価証券報告書
「特殊性の高い原材料・部品等については一部の仕入先に対する依存度が高いため、品質上の課題や仕入先の経営状態の悪化等によって調達が不足または中断する可能性があります。また、原材料については、商品市場における需給のひっ迫または価格の急激な変動により、収益性が損なわれることがあります。」
特定仕入先への依存、調達不足・中断、原材料価格の急変による収益性悪化を新たなリスクとして記載した。