世界経済の不透明感、円高、製造業停滞
FY2016-Q2に初出。38回の記載のうち14回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2016。直近の記載は2026-08-06。
ユニオンツールがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。176社中131社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに19社。
- 2026-08-06再定義決算
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調を維持したものの、中東情勢の緊迫化による影響が懸念される状況で推移しました。原油価格やエネルギー・原材料価格の上昇に加え、物流面での不透明感も継続しており、輸入コストの増加を通じた企業収益や家計の実質所得への影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。」
緩やかな回復基調を維持する一方、中東情勢、原油・エネルギー・原材料価格、物流面の不透明感が引き続き示されている。 - FY2026-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調を維持したものの、中東情勢の緊迫化による影響が懸念される状況で推移しました。原油価格やエネルギー・原材料価格の上昇に加え、物流面での不透明感も継続しており、輸入コストの増加を通じた企業収益や家計の実質所得への影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。」
国内経済は緩やかな回復基調を維持した一方、中東情勢、原油・エネルギー・原材料価格の上昇、物流面の不透明感が新たに具体化され、不透明感と回復が併存する構図が続いている。 - 2026-05-13再掲決算
「一方で、物価上昇の継続や原材料・エネルギー価格の動向に加え、緊迫化する中東情勢等を背景とする地政学的リスクの高まり、為替変動、および各国の金融・通商政策の不確実性などにより、事業環境の先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
前年度に整理された景気回復と通商政策・物価上昇等による下押しリスクが併存する構図が、当四半期にも継続して示されている。 - FY2025再定義有価証券報告書
「当連結会計年度における事業環境は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果等を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の通商政策の影響や国内における物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響など、景気を下押しするリスクも存在しており、先行きについては依然として不透明な状況が続いています。」
従来の関税措置や地政学リスク等による不透明感に加え、雇用・所得環境の改善による緩やかな回復と、米国通商政策・国内物価上昇による下押しリスクが併存する構図へ表現が整理された。 - FY2025-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間における世界経済は、米国大統領による一連の関税措置が世界各国の経済や貿易政策に混乱をもたらしたほか、中東における地政学リスクの高まりにより、依然として先行き不透明な状況が継続しました。」
従来の金融引き締め、為替変動、中国経済、ウクライナ情勢等を中心とした不透明感に加え、米国の関税措置による経済・貿易政策の混乱が新たな要因として示された。 - FY2024-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間は、世界的な金融政策の引き締め、急激な為替変動、中国経済の先行き懸念などから、世界経済の回復に減速感が見られました。また、長期化するウクライナ情勢に起因する原材料価格の高止まり、中東における地政学的リスクなど、依然として先行き不透明な状況となりました。」
前四半期に示された経済の持ち直しや一部地域の底堅さから、世界経済の回復に減速感が見られるとの表現に変化した。金融引き締め、為替変動、中国経済、原材料価格、中東情勢など複数の不確実要因が引き続き示されている。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「米国経済は持ち直しの兆しが見られた一方で、中国経済の成長鈍化や欧州経済の底堅さが感じられました。ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化といった地政学的リスク、世界的な金融引き締めによるインフレ傾向、不安定な為替変動など依然先行き不透明感を払拭できない状況にありました。」
米国経済の持ち直しや欧州経済の底堅さが示され、前年度の混迷が深まるとの表現から一部緩和した。一方、中国経済の成長鈍化、中東情勢、インフレ、為替変動などにより先行き不透明感は継続している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「世界経済の回復基調から正常化が進んだものの、長期化するウクライナ紛争、インフレの継続、各国の金融引き締めによる急激な為替変動、中国経済の減速といった不確実性の高い状況が続きました。」
経済活動の正常化が進む一方、ウクライナ紛争の長期化、インフレ、金融引き締め、中国経済の減速など不確実性の高い状況が続いている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間は、緊迫した世界情勢、インフレの継続や各国の金融引き締めによる景気減速基調、原材料・エネルギー価格の高止まりなど、先行き不透明な状況で推移しました。」
緊迫した世界情勢、インフレ、金融引き締めによる景気減速、原材料・エネルギー価格の高止まりを含む先行き不透明な事業環境が続いていると説明されている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間は、前年から続く世界的インフレの長期化と欧米での金利引き上げに加え、地政学リスクの拡大と急激な為替変動など、不確実性が高まる事業環境でありました。」
世界的インフレ、欧米の金利引き上げ、地政学リスクの拡大、急激な為替変動が重なり、不確実性が高まったと説明されている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間は、経済活動の正常化が緩やかに進みながらも、世界的な金融引き締めによる物価上昇、景気低迷による消費マインドの冷え込みが実感されました。また金融資本市場変動等の影響から内外経済の動向は不透明感が払拭できない状況にあります。」
経済活動の正常化が進む一方、世界的な金融引き締め、物価上昇、消費マインドの冷え込み、金融資本市場の変動が重なり、内外経済の不透明感が続いていると説明されている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における事業環境は、新型コロナウイルス感染症対策が進み欧米諸国での規制緩和による経済活動の回復が見られた一方で、中国での都市封鎖、ウクライナ情勢の長期化に伴う供給制約や原材料価格の高騰を背景としたインフレ、急激な為替変動など、予断を許さない状況が続きました。」
欧米の経済活動回復が見られる一方、中国の都市封鎖、ウクライナ情勢、供給制約、原材料価格高騰、急激な為替変動による不透明な事業環境が続いている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症の影響が残る中、原材料価格およびエネルギー価格の高騰や半導体を中心とする部品不足、ウクライナ情勢の長期化、円安の進行による物価の上昇など、景気の先行きに不透明感が広がりました。」
新型コロナウイルス、原材料・エネルギー価格高騰、部品不足、ウクライナ情勢の長期化による不透明感が続き、今回は円安の進行による物価上昇も要因として挙げられている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、半導体不足による自動車の減産、中国での新型コロナウイルス感染症対策による都市封鎖に加え、ウクライナ情勢の長期化や原材料価格およびエネルギー価格の高騰など、先行きの不確実性が高まりました。」
半導体不足による自動車減産、中国の都市封鎖、ウクライナ情勢の長期化、原材料・エネルギー価格高騰が重なり、世界経済の不確実性が一段と高まったと説明されている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「世界的に未だ終息しない新型コロナウイルス感染症や中国経済の減速懸念に加え、ロシアのウクライナ侵攻など先行き不透明感が広がりました。」
新型コロナウイルス、中国経済の減速懸念に加えてロシアのウクライナ侵攻が新たな不透明要因として加わり、世界経済をめぐるリスク要因が拡大している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における事業環境は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行から徐々に回復に向かいました。しかし年後半には、変異種の出現もあり、依然予断を許さない状況が続いています。」
回復方向の動きはあるものの、変異種の出現により不確実性が継続していると説明され、従来の感染症・国際情勢リスクが年度を通じて残存している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「世界各国で新型コロナウイルスワクチン接種が普及しつつあり経済活動の本格的再開に向けた動きが感じられるものの、感染再拡大への懸念も依然続いております。予断を許さない状況ではありますが、当社グループへ直接的影響は出ておりません。」
ワクチン接種による経済活動の再開への動きと感染再拡大への懸念が併存する状況が続いている。当社グループへの直接的影響は出ていないと説明されている。 - FY2021-Q2後退有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、年初の懸念事項が徐々に晴れ新型コロナウイルスワクチンの接種が世界的に進んだことから回復基調にありました。」
年初の懸念事項が徐々に晴れ、ワクチン接種の進展を背景に世界経済が回復基調にあると説明され、前四半期までの不透明感からさらに緩和する表現となっている。 - FY2021-Q1後退有価証券報告書
「その他、為替円安の影響もあり、当期間の売上高は6,348百万円(前年同期比20.4%増)になっております。」
新型コロナウイルス第3波など多くの不透明要因は残る一方、従来の円高ではなく円安が売上高に寄与し、電子機器業界も活況を呈したと説明されている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における事業環境は、年初から発生した新型コロナウイルスの感染拡大への対応や米中関係の緊張感の高まりによる様子見などから、先行き不透明な状況が続いていました。」
新型コロナウイルス感染拡大と米中関係の緊張による先行き不透明感が年度を通じた事業環境として継続している。一方、年度末には少しずつ回復の手応えも感じられたと説明されている。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の事業環境は、新型コロナウィルス肺炎の感染拡大に伴う経済活動の後退や、米中対立懸念の高まりによる様子見の動きなどから、先行き不透明な状況が続いていました。」
新型コロナウィルス、経済活動の後退、米中対立懸念による様子見の動きから、先行き不透明な事業環境が続くとの説明が継続している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の事業環境は、新型コロナウィルス肺炎の感染拡大に伴う経済活動の後退や、米中対立懸念の高まりによる様子見の動きなどから、先行き不透明な状況が続いていました。」
新型コロナウィルス感染拡大による経済活動の後退に加え、米中対立懸念の高まりと様子見の動きが明示され、世界経済・事業環境の不透明要因が重なっている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「米中通商問題など世界経済停滞への懸念があるものの一定の落着きをもってスタートした当第1四半期連結累計期間でしたが、1月後半からの新型コロナウィルスの感染拡大を受け、先行き不透明感が一層高まる状況になりました。」
従来の米中通商問題・世界経済停滞への懸念に加え、新型コロナウィルス感染拡大により先行き不透明感が一層高まったと説明されている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当連結会計年度の事業環境は、中国景気の後退や米中貿易摩擦による不透明感の台頭から厳しい状況で推移しました。」
前四半期までの不透明感・減収傾向が、中国景気後退と米中貿易摩擦による厳しい年度全体の事業環境として明示された。 - FY2019-Q3後退有価証券報告書
「為替円高による目減りがあったものの概ね予想通りの推移となっております。当社に関連深い電子機器工業界では、先行き不透明感への対応を急ぎつつ、目先の実需の確実な消化が進んでおります。」
円高と先行き不透明感は継続しているが、目先の実需の消化が進み、業績は概ね予想通りと説明されているため、前四半期の厳しい事業環境からやや緩和された表現となっている。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間においては、米中貿易摩擦の影響や中国経済の伸び悩みなどから、スマートフォンの生産減退や設備投資の手控え、関連電子部品・機械要素部品の低迷などがあり難しく厳しい事業環境となっております。」
米中貿易摩擦、中国経済の伸び悩みに加え、スマートフォン生産減退、設備投資の手控え、関連部品の低迷が重なり、厳しい事業環境が継続・具体化している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「数々の政治的イベントにより先行き不透明感が高い状況にありました。当社を取巻く事業環境としては中国の景気低迷とスマートフォンの世界需要後退が重しとなり、前年同四半期比減収減益を余儀なくされました。」
世界経済の先行き不透明感に加え、中国景気低迷とスマートフォン世界需要後退が重しとなり、減収減益として実際の業績に表れたと説明されている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当連結会計年度後半より世界的な保護貿易主義の風潮により市場の減速が明らかになってきている情勢で終わっており、この状況は次期にも及んでいくものと見込んでおります。」
従来の世界経済の不透明感に加え、保護貿易主義による市場減速が明らかになり、次期にも続く見通しと説明されている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、先行きの不透明感を抱えつつありましたが、実態経済は概ね想定通りの推移になりました。」
世界経済の先行き不透明感は残る一方、実態経済は概ね想定通りとする説明が継続している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、先行きの不透明感を抱えつつありましたが、実態経済は概ね想定通りの推移になりました。」
世界経済の先行き不透明感は残る一方、実態経済は概ね想定通りとする前四半期からの説明が継続している。 - FY2018-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、先行き不透明による閉塞感の台頭などがありましたが、実態経済は概ね想定通りの推移になりました。」
前年度に示された緩やかな回復傾向から、先行き不透明感・閉塞感の台頭へと表現が変わった。一方、実態経済は概ね想定通りと説明されている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済全般は、地政学リスク等の懸念材料も抱えつつ、時とともに緩やかな回復傾向となっております。」
地政学リスクは残るものの、世界経済が緩やかな回復傾向にあるとの前四半期からの説明が継続している。 - FY2017-Q3後退有価証券報告書
「世界経済全般は、期初前半の先行不透明感から、地政学リスク等の懸念材料も抱えつつも、時とともに緩やかな回復傾向となりました。」
地政学リスク等の懸念材料は残るものの、世界経済は時間の経過とともに緩やかな回復傾向へ移行したと説明されている。 - FY2017-Q2後退有価証券報告書
「期初前半は世界経済の先行不透明感から盛上がりに欠ける展開になりましたが、時とともに製造業全般での前向きな取組みが広がり、想定を上回る成果を出すことができました。」
期初前半の世界経済の不透明感と製造業の低調さは示されているが、その後は製造業全般で前向きな取組みが広がり、想定を上回る成果に至ったと説明されている。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「本年は国際情勢の先行き不透明感も高く、全般盛り上がりに欠ける動きとなりました。」
国際情勢の先行き不透明感と景況の盛り上がり不足が引き続き示されている。 - FY2016悪化有価証券報告書
「当連結会計年度は、ここ数年製造業を牽引してきたスマートフォンの伸悩みが顕著になる中、6月以降の急激な円高とその影響による製造業の先行き不透明感の広がりから、舵取りの難しい年度となりました。」
急激な円高と製造業の先行き不透明感が年度全体の難しい事業環境として明示された。年後半の円安回帰による持ち直しにも触れているが、年度を通じた影響は重いと説明されている。 - FY2016-Q3後退有価証券報告書
「世界経済全般は、年前半にあった急激な後退が一段落しつつも依然不透明感高い状況にあります。」
急激な後退は一段落しつつあると表現された一方、世界経済の不透明感はなお高いとされている。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「世界経済の先行き不透明感が高まり、為替相場の急激な円高進行と製造業全般での停滞感が重荷となっています。」
世界経済の不透明感、急激な円高、製造業全般の停滞が当四半期の事業環境上の負担として示されている。