スマートフォン向け需要の減退
FY2016-Q2に初出。18回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2016。直近の記載はFY2025。
ユニオンツールがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。16社中10社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに0社。
- FY2025後退有価証券報告書
「スマートフォンやパソコンなど民生機器の最終需要は回復基調ながら力強さを欠き」
スマートフォン需要は従来の需要低迷から回復基調へ変化したが、力強さを欠くとの留保が付されている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「パソコン、スマートフォン需要の減少、半導体市場の長引く低迷が大きく影響したことから、年度中盤まで生産調整を余儀なくされました。」
スマートフォン需要の減少が、パソコン需要の減少や半導体市場の低迷とともに生産調整の要因として年度実績に現れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「中国の景気減速とコロナ禍での特需が一巡したことによるスマートフォンやパソコンの需要低迷」
一度明示が消えていたスマートフォン需要の減退が、中国景気減速とコロナ禍特需の一巡による需要低迷として再び実績要因に現れている。 - FY2020-Q3削除有価証券報告書当第3四半期連結累計期間の業績説明では、スマートフォン需要の減退や生産減退は個別には明示されていない。半導体関連や一部分野の需要動向が中心に説明されている。
- FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループに関連深い電子機器工業界では、自動車・設備投資関連需要の低迷が長びく中、外出自粛・在宅関連製品向け特需や停止していた生産の巻返し関連需要の高まりが、スマートフォン、PC、電子部品関連で見られました。」
自動車・設備投資関連の低迷と、スマートフォン等における在宅関連特需・生産巻返し需要が併存する、目まぐるしくまだらな需要動向が継続している。 - FY2020-Q1再定義有価証券報告書
「当社に関連深い電子機器工業界では、人の移動制限や経済活動の自粛などにより生産活動の停滞が見られつつも、在宅勤務・自宅待機用のモバイル機器向け特需もあって目まぐるしい需要動向になっています。」
スマートフォン・モバイル機器需要は単純な減退だけでなく、生産活動の停滞と在宅勤務・自宅待機向け特需が併存する、目まぐるしい需要変動として再整理されている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「スマートフォンも世代交代の端境期の中で端末生産とインフラ整備の谷をむかえたことなどがあり力強さに欠ける動きとなりました。」
第3四半期には明示されていなかったスマートフォン需要の弱さが、端末生産・インフラ整備の谷として年度業績の要因に再び現れた。 - FY2019-Q3削除有価証券報告書当第3四半期の業績説明では、スマートフォン需要の後退・生産減退は明示されていない。電子機器工業界の先行き不透明感や日本市場の低調さは別途説明されている。
- FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「米中貿易摩擦の影響や中国経済の伸び悩みなどから、スマートフォンの生産減退や設備投資の手控え」
スマートフォン関連需要は、前四半期の世界需要後退から、スマートフォン生産の減退が事業環境の悪化要因として明示されている。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「当社を取巻く事業環境としては中国の景気低迷とスマートフォンの世界需要後退が重しとなり、前年同四半期比減収減益を余儀なくされました。」
スマートフォン関連需要について、従来の不透明感や加速不足から、世界需要の後退が業績の重しとなる状況へ悪化したと説明されている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「中国市場におけるスマートフォンやメモリ関連市場の不透明な情勢はしばらく続くものと考えられます。」
一時的に改善傾向が示されていたスマートフォン関連需要について、中国市場のスマートフォン・メモリ関連市場の不透明感が当面続くとのリスク認識が示された。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「前年同四半期において停滞感があったスマートフォン等の市場動向が変化し、当第2四半期においては半導体生産の活況およびPC周辺機器関連の堅調な需要動向に支えられ増収に結びついております。」
前年同期に停滞感があったスマートフォン等の市場動向が変化したとの説明が続いており、従来の需要減退リスクは緩和された状態が維持されている。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「前年同四半期において停滞感があったスマートフォン等の市場動向が変化し、当第1四半期においては半導体生産の活況およびPC周辺機器関連の堅調な需要動向に支えられ増収に結びついております。」
前年同期に停滞感があったスマートフォン等の市場動向が変化し、需要環境が改善方向にあると説明されている。 - FY2017削除有価証券報告書当年度の業績説明では、スマートフォン向け需要の減退は明示されず、電子機器工業界全般の活況と需要増加が説明されている。
- FY2017-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期に入ってからの半導体やスマートフォン関連の立上りが上乗せとなり久々に追い風を感じる事業環境でした。」
従来のスマートフォン関連需要の減速・加速不足から、当第2四半期にはスマートフォン関連需要の立ち上がりが追い風となったと説明されている。 - FY2016悪化有価証券報告書
「ここ数年製造業を牽引してきたスマートフォンの伸悩みが顕著になる中」
スマートフォン需要について、従来の加速不足から、伸悩みが顕著になったとの表現に強まっている。 - FY2016-Q3再掲有価証券報告書
「スマートフォン関連需要も動きがありましたが、加速がつかない状況です。」
スマートフォン関連需要に動きはあるものの、力強い回復や加速には至っていないとの説明が続いている。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「当社に関連深い電子機器工業界では、スマートフォン向け需要に力強さが感じられず、当社業績も伸悩んでいます。」
電子機器業界、とりわけスマートフォン向け需要の弱さが業績の伸び悩みに結び付いていると説明されている。