債務超過による上場廃止猶予期間・上場廃止リスク
FY2021に初出。7回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。8社中1社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに1社。
- FY2026削除有価証券報告書
「当社グループは、東京証券取引所における市場区分「グロース市場」に上場しております。」
過年度に記載されていた債務超過による上場廃止猶予期間・上場廃止リスクは本 filing のリスク記載では示されず、債務超過解消後の現在はグロース市場の時価総額基準への対応が新たな上場関連課題として記載されている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「なお、当社グループは2021年6月期において債務超過となり、上場廃止に係る猶予期間が2023年3月31日までとなっておりましたが、2023年3月期において純資産の額が正となり、債務超過を解消したため、当社は、2023年6月30日付で東京証券取引所及び福岡証券取引所の上場廃止基準の指定から解除されております。」
債務超過解消により上場廃止基準の指定から解除されたというリスク低減の状態を引き続き記載している。 - FY2023-Q4対処有価証券報告書
「なお、当社グループは2021年6月期において債務超過となり、上場廃止に係る猶予期間が2023年3月31日までとなっておりましたが、2023年3月期において純資産の額が正となり、債務超過を解消したため、当社は、2023年6月30日付で東京証券取引所及び福岡証券取引所の上場廃止基準の指定から解除されております。」
債務超過解消により、東京証券取引所及び福岡証券取引所の上場廃止基準の指定から解除され、上場廃止猶予期間に関するリスクは大幅に低減した。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末においても144,911千円の債務超過が継続しております。」
上場廃止猶予期間に関係する債務超過額は、前期末の5,602,419千円から144,911千円まで大幅に縮小した。上場維持に向けた債務超過解消課題は残っている。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末においても406,612千円の債務超過が継続しております。」
上場廃止猶予期間に関係する債務超過は前期末の56億円超から約4億661万円まで縮小した。一方、債務超過自体は残っており、上場維持に向けた解消課題は継続している。 - FY2022-Q2猶予期間の期限具体化有価証券報告書
「当該臨時株主総会において承認された場合は、債務超過の状態に基づく上場廃止の猶予期間は2023年3月31日(変更後の事業年度の末日)までとなる予定です。」
決算期変更が承認された場合の上場廃止猶予期間の期限を、2023年3月31日までと具体化している。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社グループは当連結会計年度末において債務超過を解消できず、東京証券取引所が定める有価証券上場規程第601条第1項第5号、及び福岡証券取引所が定める株券上場廃止基準第2条の2第1項第4号の債務超過に該当し、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となる見込みです。」
期末の債務超過により、東京証券取引所及び福岡証券取引所の上場廃止に係る猶予期間入りとなる見込みを新たなリスクとして明示した。