IT派遣案件の縮小と大型案件失注によるIT&コンサルティング事業の下振れ
FY2017-Q3に初出。31回の記載のうち16回が「対処」で、最初の「対処」はFY2019-Q2。直近の記載は2026-05-13。
バーチャレクス・ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- 2026-05-13対処発生事実終息を示唆
「IT&コンサルティング事業では、前連結会計年度より開発に手数を要していた株式会社タイムインターメディアの大型案件の収束目途が概ね立ち、仕様変更に伴う追加受注が発生したため、プロジェクト採算性が想定を上回ったことを主たる要因として、前回予想に対して売上高が 10 百万円、セグメント利益が 76 百万円上回りました。」
大型案件によるIT&コンサルティング事業の利益下振れについて、案件の収束目途、追加受注および想定を上回るプロジェクト採算性が示され、リスクの影響が緩和した。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「また開発期間が長引き収益を圧迫していた株式会社タイムインターメディアの大型案件の収束目途が概ね立つ」
タイムインターメディアの大型案件によるIT&コンサルティング事業の利益下振れについて、案件の収束目途が概ね立ったとされ、リスクが緩和方向に動いている。 - FY2025悪化有価証券報告書
「この結果、売上高は3,739,264千円(前連結会計年度比8.6%減)、セグメント利益は778,310千円(同2.3%減)となりました。」
大型案件の損失継続、デジタルマーケティング案件の低調、特定得意先への対応等により、IT&コンサルティング事業は減収減益となり、過去の下振れから再び悪化が示された。 - FY2024対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、引き続き大型コンサル案件が堅調に推移し増収となる一方、前連結会計年度より開発に手数を要している案件で見込まれる損失を計上しておりましたが、当該案件は当期中に完了した結果、前年同期比で微増益となりました。」
開発負荷の高い案件の損失計上により利益が下押しされていたが、当該案件がFY2024中に完了し、IT&コンサルティング事業は売上高4,089,681千円、セグメント利益796,490千円となった。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、引き続き大型コンサル案件が堅調に推移し増収となる一方、前連結会計年度より開発に手数を要している案件で見込まれる損失を計上したこと等により前年同期比で減益となりましたが、当該案件は当期中に完了する予定でございます。その結果売上高は3,129,359千円(前年同四半期比8.8%増加)、セグメント利益は513,317千円(前年同四半期比6.7%減少)となりました。」
大型コンサル案件で増収となった一方、開発に手数を要する案件の見込損失によりセグメント利益が6.7%減少した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、引き続き大型コンサル案件が堅調に推移し増収となる一方、前連結会計年度より開発に手数を要している案件で見込まれる損失を計上したこと等により前年同期比で減益となりました。その結果、売上高は2,102,603千円(前年同四半期9.6%増)、セグメント利益は310,813千円(前年同四半期18.1%減)となりました。」
大型コンサル案件により増収となった一方、開発に手数を要する案件の見込損失等によりセグメント利益が18.1%減少し、IT&コンサルティング事業の利益下振れが再び表れている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、引き続き大型コンサル案件が堅調に推移しており増収となる一方で、前年同期において、好調であった自社開発ソフトウエアのライセンス販売が当第1四半期では低調に終わったこと、また、前連結会計年度より開発に手数を要している案件で改修を要したこと等により前年同期比で減益となりました。その結果、売上高は1,040,630千円(前年同四半期比11.7%増)、セグメント利益は170,826千円(前年同四半期比20.1%減)となりました。」
大型コンサル案件により増収となった一方、自社開発ソフトウェアのライセンス販売低調と案件改修により、セグメント利益が20.1%減少した。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に小さくなってきており、前期より売上高、セグメント利益とも回復に転じ、当期は、順調に推移しています。新規受注も堅調で、前年同期比で増収・増益となりました。その結果売上高は2,876,450千円(前年同四半期比7.4%増加)、セグメント利益は549,887千円(前年同四半期比1.9%増加)となりました。」
IT&コンサルティング事業は新規受注が堅調に推移し、売上高7.4%増、セグメント利益1.9%増となった。過去に記載された案件縮小・失注等による下振れ傾向は、数値上さらに緩和している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、前年同期より堅調に推移しており、大型コンサル案件など新規受注も順調に拡大推移していることなどから前年同期比で増収となりました。利益面でも売上増の要因に加えプロジェクト利益率の向上により、前年同期比で大幅に改善しました。その結果、売上高は1,917,853千円(前年同四半期11.3%増)、セグメント利益は379,382千円(前年同四半期23.1%増)となりました。」
大型コンサル案件などの新規受注拡大とプロジェクト利益率の向上により、同事業は増収増益となった。過去の案件縮小・失注等による下振れ傾向が数値上さらに緩和している。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、引き続き大型コンサル案件も順調に拡大推移していることなどから、前年同期比で増収となりました。利益面では売上増の影響とプロジェクト利益率の向上により前年同期比で大幅に改善しました。その結果、売上高は931,857千円(前年同四半期比11.9%増)、セグメント利益は213,684千円(前年同四半期比40.3%増)となりました。」
大型コンサル案件の拡大とプロジェクト利益率の向上により、IT&コンサルティング事業は増収増益となり、従来の事業下振れ傾向が数値上さらに緩和している。 - FY2022対処有価証券報告書
「この結果、売上高は3,658,137千円(前連結会計年度比23.5%増)、セグメント利益は815,772千円(同74.9%増)となりました。」
IT&コンサルティング事業は大型コンサル案件等の新規受注、利益率の高いパッケージライセンス、プロジェクト利益率の向上により増収増益となり、従来の下振れ傾向が数値上緩和している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限されるなど、売上は低調に推移していましたが、当期からは回復に転じ、大型コンサル案件など新規受注も順調に拡大推移していることからなどから前年同期比で増収となりました。利益面でも売上増の要因に加え、3Qに利益率の高いパッケージライセンスの売上計上やプロジェクト利益率の向上により、前年同期比で大幅に改善しました。その結果売上高は2,677,561千円(前年同四半期比31.4%増加)、セグメント利益は539,537千円(前年同四半期比85.3%増加)となりました。」
大型コンサル案件等の新規受注、利益率の高いパッケージライセンスの売上計上、プロジェクト利益率の向上により、IT&コンサルティング事業は増収増益となった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限されるなど、売上は低調に推移していましたが、当期からは回復に転じ、大型コンサル案件など新規受注も順調に拡大推移していることからなどから前年同期比で増収となりました。利益面でも売上増の要因に加えプロジェクト利益率の向上により、前年同期比で大幅に改善しました。その結果、売上高は1,722,968千円(前年同四半期32.7%増)、セグメント利益は308,021千円(前年同四半期99.2%増)となりました。」
大型コンサル案件などの新規受注拡大とプロジェクト利益率の向上により、IT&コンサルティング事業は増収増益となった。従来の同事業の下振れ傾向が数値上緩和している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、前年同期は新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限されるなど売上は低調に推移していましたが、当期は回復から好調に転じ、また前年第2四半期から開始した大型コンサル案件も順調に拡大推移していることなどから、前年同期比で増収となりました。利益面では売上増の影響とプロジェクト利益率の向上により前年同期比で大幅に改善しました。その結果、売上高は832,749千円(前年同四半期比39.6%増)、セグメント利益は152,297千円(前年同四半期比515.3%増)となりました。」
IT&コンサルティング事業は大型コンサル案件の拡大、売上増、プロジェクト利益率の向上により、売上高39.6%増、セグメント利益515.3%増となり、従来の下振れから改善している。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「その結果売上高は2,038,055千円(前年同四半期比10.3%減少)、セグメント利益は291,177千円(前年同四半期比389.3%増加)となりました。」
IT&コンサルティング事業は減収となったものの、セグメント利益は前年同期比389.3%増加し、前期の大型案件トラブル等による下振れから利益面が改善している。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限され、売上は前年同期比で減少したものの、前連結累計期間に発生した株式会社タイムインターメディアの大型システム開発案件における品質トラブルは当四半期に引きずることなく、利益面では前年同期比で大幅に改善しました。」
IT&コンサルティング事業は売上高が前年同期比14.6%減となった一方、セグメント利益は154,624千円、前年同期比275.7%増となり、前期の大型案件トラブルによる下振れが改善した。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限され、売上は前年同期比で減少したものの、前連結累計期間に発生した株式会社タイムインターメディアの大型システム開発案件における品質トラブルは当四半期に引きずることなく、利益面では前年同期比で大幅に改善しました。」
IT&コンサルティング事業は新型コロナウイルス感染症により減収となったが、前期の大型システム開発案件の品質トラブルを当四半期に引きずらず、セグメント利益は24,751千円と前年同期のセグメント損失62,665千円から改善した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「株式会社タイムインターメディアの大型システム開発案件において、品質トラブルによる大幅な遅れから最終的に案件中止に至り、結果としてこの開発案件で2億円以上の損失を計上することになりました。」
IT&コンサルティング事業で大型案件の品質トラブル・遅延が案件中止と2億円超の損失に至り、同事業の営業利益も前期比58.4%減となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「その結果売上高は2,272,263千円(前年同四半期比3.7%減少)、セグメント利益は59,508千円(前年同四半期比79.8%減少)となりました。」
大型システム開発案件の品質トラブル・遅延と貸倒引当金計上を背景に、IT&コンサルティング事業の売上高が3.7%、セグメント利益が79.8%減少した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「その結果売上高は1,519,585千円(前年同四半期4.2%減)、セグメント利益は41,154千円(前年同四半期81.4%減)となりました。」
IT&コンサルティング事業は、タイムインターメディアの大型システム開発案件における品質トラブル・納期遅延により、売上高が4.2%減、セグメント利益が81.4%減となった。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「その結果、売上高は734,252千円(前年同四半期比5.9%増)、セグメント損失は62,665千円(前年同四半期はセグメント利益65,598千円)となりました。」
IT&コンサルティング事業は増収となったものの、前年同期のセグメント利益から損失へ転じた。主因としてタイムインターメディアの大型システム開発案件における品質トラブル・納期遅延が記載されている。 - FY2019対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業におきましては、バーチャレクス・コンサルティング株式会社でのコンサルティングサービス、CRM製品提供が新規案件を着実に獲得する等、順調に推移しました。この結果、売上高は3,308,631千円(前連結会計年度比8.1%増)、営業利益は456,878千円(同12.3%増)となりました。」
新規案件の獲得によりIT&コンサルティング事業の売上高・営業利益が前期比で増加し、従来の利益下振れ傾向に対する改善が通期実績で示されている。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業では、バーチャレクス・コンサルティング株式会社でのコンサルティングサービス、CRM製品提供が新規案件を着実に獲得する等、順調に推移しました。その結果売上高は2,359,436千円(前年同四半期比7.6%増加)、セグメント利益は294,104千円(前年同四半期比15.1%増加)となりました。」
IT&コンサルティング事業では新規案件の獲得により売上高・セグメント利益が前年同期比で増加し、同事業の下振れ傾向に対する改善が数値で示されている。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業では、バーチャレクス・コンサルティング株式会社でのコンサルティングサービス、CRM製品提供が新規案件を着実に獲得する等、順調に推移しました。その結果売上高は1,586,441千円(前年同四半期4.9%増)、セグメント利益は221,155千円(前年同四半期2.8%増)となりました。」
IT&コンサルティング事業では新規案件の獲得により売上高・セグメント利益が前年同期比で増加し、従来の事業下振れ傾向に対する改善が数値で示されている。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「その結果、売上高は693,437千円(前年同四半期比12.1%減)、セグメント利益は65,598千円(前年同四半期比24.7%減)となりました。」
IT&コンサルティング事業で売上高が12.1%、セグメント利益が24.7%減少し、同事業の下振れが続いている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「利益面では全体的なプロジェクト利益率の低下や株式会社タイムインターメディアの販管費分増加などがありました。この結果、売上高は3,061,894千円(前連結会計年度比35.0%増)、営業利益は406,755千円(同28.6%減)となりました。」
従来のIT派遣案件縮小・大型案件失注に代わり、全体的なプロジェクト利益率低下と子会社販管費増加が利益下振れ要因として現れ、セグメント利益は28.6%減少した。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「一方、利益面では株式会社タイムインターメディアの販管費分が増加したことやプロジェクト利益率の低下などがありました。その結果売上高は2,193,397千円(前年同四半期比80.1%増加)、セグメント利益は255,541千円(前年同四半期比19.5%減少)となりました。」
タイムインターメディアの販管費増加とプロジェクト利益率低下が引き続き利益の下押し要因となっており、売上高が増加する一方でセグメント利益は前年同期比19.5%減少した。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「一方、利益面ではタイムインターメディア株式会社の販管費分が増加したことやプロジェクト利益率の低下などがありました。その結果売上高は1,511,689千円(前年同四半期79.4%増)、セグメント利益は215,118千円(前年同四半期15.4%減)となりました。」
IT&コンサルティング事業は売上高が79.4%増となった一方、子会社の販管費増加やプロジェクト利益率の低下によりセグメント利益が15.4%減少しており、利益下振れ要因が実績として表れている。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「IT&コンサルティング事業は、2月に子会社化した株式会社タイムインターメディアの売上分が増加したものの、販管費の増加やプロジェクト利益率の低下がありました。その結果、売上高は788,841千円(前年同四半期98.4%増)、セグメント利益は87,153千円(前年同四半期36.8%減)となりました。」
タイムインターメディアによる増収があった一方、販管費の増加とプロジェクト利益率の低下により、IT&コンサルティング事業のセグメント利益が前年同四半期比36.8%減少した。 - FY2017再掲有価証券報告書
「コンサルティングサービスでは新規案件は獲得しているもののIT派遣案件の縮小や見込んでいた大型案件の失注がありました。」
IT派遣案件の縮小と大型案件失注は引き続き記載されている。一方、タイムインターメディアの連結等によりIT&コンサルティング事業全体では売上高2,268,152千円、営業利益569,584千円となった。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「コンサルティングサービスでは新規案件は獲得しているもののIT派遣案件の縮小や見込んでいた大型案件の失注がありました。その結果売上高は1,217,938千円(前年同四半期比9.6%減少)、セグメント利益は317,520千円(前年同四半期比13.1%減少)となりました。」
IT派遣案件の縮小と見込んでいた大型案件の失注が発生し、IT&コンサルティング事業の売上高・セグメント利益の減少要因となった。