電子部品不足・ウッドショックによる供給制約
FY2022-Q1に初出。7回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q2。直近の記載はFY2026。
コロナがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。14社中12社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに8社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「原材料及び部品等の調達は、国際的な政治・経済動向、商品相場や為替変動の影響を受けることから、これらの変動が顕在化し、調達コストの上昇や調達制約が生じるリスクは従来に比べ高まっているものと認識しております。」
電子部品等の不足・納入遅延に加え、政治・経済、商品相場、為替による調達制約のリスクが従来より高まったと記載している。調達先拡大や代替品検討を対応策として継続している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「また、複雑さや特殊性から購入先が少数に限定されている部品があるほか、取引先において、自然災害、感染症の流行、事故、経営状況の悪化等の影響を受けるおそれがあり、原材料及び部品等購入先からの納入遅延が発生した場合には、当社グループにおいても製品の納入に遅れが生じる等、事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
電子部品不足による供給制約に加え、少数の購入先に依存する特殊部品や取引先の災害・感染症・事故・経営悪化による納入遅延リスクを明示した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「住宅関連機器業界においては、新設住宅着工戸数が前年並みで推移する中、原材料価格の高騰や世界的な電子部品類等の不足などの影響が続きました。」
世界的な電子部品類等の不足による影響が、住宅関連機器業界の生産・販売環境に継続して発生している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「住宅関連機器業界においては、住宅市場の一部回復も見受けられましたが、原材料価格の高騰や世界的な電子部品類等の不足などの影響が継続しております。」
原材料価格高騰と世界的な電子部品類等の不足による業界への影響が、当四半期にも継続していると記載している。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「住宅関連機器業界においては、住宅市場の一部回復が見受けられましたが、原材料価格の高騰や世界的な電子部品類の不足による影響が発生するなど、先行きは不透明感が増しております。」
世界的な電子部品類の不足による影響が、住宅関連機器業界の生産・販売活動に実際に発生したと記載している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「住宅関連機器業界においては、住宅市場の一部回復が見受けられました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症や原材料価格の高騰、世界的な電子部品類の不足による影響などが考えられ、先行きは不透明感が増しております。」
世界的な電子部品類の不足について、業界への影響が考えられ、先行きの不透明感が増しているとの認識を示している。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「住宅関連機器業界においては、住宅市場の一部回復も見受けられますが、新型コロナウイルス感染症の拡大や原材料価格の高騰、世界的な電子部品類の不足、ウッドショックによる影響などが考えられ、今後の動向を注視する必要があります。」
世界的な電子部品類の不足とウッドショックによる影響を、住宅関連機器業界の新たな供給・事業環境リスクとして記載している。