金利上昇による有価証券含み損と市場変動リスク
FY2023に初出。11回の記載のうち10回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024-Q2。直近の記載は2026-08-06。
楽天銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。144社中68社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに19社。
- 2026-08-06悪化決算
「満期保有目的の債券の時価差額が2025年3月末の△41,672百万円から△46,104百万円へ拡大し、金利上昇局面における含み損エクスポージャーが悪化した。」
四半期末の満期保有目的の債券の時価差額は△69,651百万円となり、前年度末の△68,386百万円から含み損が拡大した。 - FY2026悪化有価証券報告書
「満期保有目的の債券 1,532,891 1,464,504 △68,386」
満期保有目的の債券の時価差額が2025年3月末の△41,672百万円から△68,386百万円へ拡大した。10ベーシスポイントの金利変動による現在価値影響額は2,008百万円と開示している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「満期保有目的の債券 1,456,585 1,410,480 △46,104」
満期保有目的の債券の時価差額が2025年3月末の△41,672百万円から△46,104百万円へ拡大し、金利上昇局面における含み損エクスポージャーが悪化した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「満期保有目的の債券の時価差額は合計△41,672百万円、その他有価証券評価差額金は△18,088百万円となっています。」
満期保有目的の債券の含み損は前年度の△12,401百万円から△41,672百万円へ、その他有価証券評価差額金も△8,809百万円から△18,088百万円へ拡大した。10ベーシスポイント変動時の現在価値影響額は2,863百万円と開示している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「満期保有目的の債券 1,047,482 1,032,495 △14,986」
満期保有目的の債券の時価差額が2024年3月末の△12,401百万円から△14,986百万円へ拡大した。その他有価証券の評価差額も△14,045百万円となり、金利上昇局面における含み損エクスポージャーが悪化している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「2024年3月31日現在、金利以外の全てのリスク変数が一定であると仮定し、指標となる金利が全て10ベーシス・ポイント(0.1%)上昇した場合、現在価値が3,056百万円増加し、逆に10ベーシス・ポイント(0.1%)下落した場合、3,056百万円減少すると認識しています。」
10ベーシスポイント変動時の現在価値影響額が前期開示の1,362百万円から3,056百万円となった。満期保有目的の債券の時価差額も△124億01百万円へ拡大している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「合計 690,934 681,861 △9,072」
満期保有目的の債券の時価差額が前年度末の△57億03百万円から△90億72百万円へ拡大した。その他有価証券評価差額金も△73億64百万円から△79億55百万円となり、金利上昇局面の含み損エクスポージャーが悪化している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「満期保有目的の債券 合計 522,051 516,347 △5,703」
満期保有目的の債券の時価差額が△57億03百万円となり、金利上昇局面における有価証券の含み損エクスポージャーが拡大している。その他有価証券評価差額金も△73億64百万円から△109億33百万円となった。 - FY2023初出有価証券報告書
「日本銀行の長期金利操作(イールドカーブ・コントロール)の運用見直しにより、当行が保有する運用資産のうち中長期金利に連動する資産の利回りの漸進的な上昇により当行の利益が増加する一方、当行の保有する固定金利の有価証券に含み損が生じる、又は含み損が拡大する可能性があります。」
10ベーシスポイントの金利変動に対する現在価値影響額を1,362百万円と定量開示している。