原材料・希少資源の調達不足およびエネルギー価格高騰リスク
FY2023に初出。7回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2025。直近の記載はFY2026。
フジクラがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。14社中11社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに2社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「年度当初から懸念のあった川下におけるサプライチェーン問題が発現したことに加え、バーツ高によるコスト増加や新モデル製品の生産性改善の遅れ、競争の激化により、売上高は前年同期比2.4%減の862億円、営業利益は同55.5%減の49億円となりました。」
サプライチェーンリスクが主要顧客向け製品の川下で実際に発現し、エレクトロニクス事業の減収減益に影響した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「年度当初から懸念のあった川下におけるサプライチェーン問題が発現したことに加え、バーツ高によるコスト増加や新モデル製品の生産性改善の遅れ、競争の激化により、売上高は前年同期比2.4%減の862億円、営業利益は同55.5%減の49億円となりました。」
サプライチェーンリスクについて、主要顧客向け製品の川下で問題が実際に発現し、エレクトロニクス事業部門の減収減益に影響した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「主要顧客向けの製品におけるサプライチェーン上でのリスクの顕在化や、産業機械市場の回復の遅れ等には注視が必要です。」
原材料・サプライチェーンリスクについて、主要顧客向け製品でのリスク顕在化と市場回復遅延が具体的な懸念として加わった。 - FY2024再掲有価証券報告書
「しかしながら、サプライチェーンの混乱や需給の逼迫、供給元の方針変更、資源の枯渇等により必要量の確保に至らなかった場合や、これらの原材料等の価格ならびにエネルギー価格の高騰が著しく進んだ場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。」
原材料・希少資源の調達不足、サプライチェーン混乱、原材料・エネルギー価格高騰のリスクが継続している。 - FY2023初出有価証券報告書
「当社グループは、事業に必要な原材料や副資材、重要な希少資源などの調達において、計画的かつ安定的な数量の確保に取り組んでおります。しかしながら、サプライチェーンの混乱や需給の逼迫、供給元の方針変更、資源の枯渇等により必要量の確保に至らなかった場合や、これらの原材料等の価格ならびにエネルギー価格の高騰が著しく進んだ場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。」
従来の銅価格変動リスクから独立して、原材料・副資材・希少資源の調達数量、サプライチェーン、エネルギー価格を含む広範な調達リスクが明示された。