半導体不足・調達部品不足・納期遅延による生産制約
FY2022-Q3に初出。7回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2024-Q3。
エヌアイシ・オートテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。11社中6社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに4社。
- FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
半導体不足・調達部品不足・納期遅延による生産制約リスクについて、重要な変更はないとしている。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「また、装置品においては、各種機器・部品等の調達に支障が生じている状況下において、生産ライン設備及び洗浄装置等を複数受注いたしました。」
機器・部品等の調達支障が続く一方、生産ライン設備及び洗浄装置等を複数受注した。調達制約と受注継続の併存を再確認している。 - FY2023調達環境改善もコスト影響継続有価証券報告書
「装置部門におきましては、各種機器・部品等の調達環境が徐々に改善されたことにより、生産ライン設備及び大型構造物案件等を複数受注したことにより売上高は伸長いたしました。」
調達環境は徐々に改善し装置部門の受注・売上は伸長した一方、代替部品調達コストの増加や原材料価格高止まりによる製造原価への影響は通期でも大きく、利益確保の厳しさが継続した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「物流逼迫の影響による代替部品調達コストの増加や積極的な設備投資による減価償却費の増加に加え、特に原材料価格の高止まりによる製造原価への影響は極めて大きく、利益確保が厳しい状況となりました。」
調達制約が代替部品の調達コスト増加として実際に利益を圧迫し、原材料価格高止まりの影響も極めて大きいとしている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「物流逼迫の影響による代替部品調達コストの増加や工場新設による減価償却費の増加に加え、特に原材料価格の高騰による製造原価への影響は極めて大きく、利益確保が大変厳しい状況となっております。」
調達制約が代替部品の調達コスト増加として実際に利益を圧迫し、原材料価格高騰の製造原価への影響も極めて大きいと記載している。一方、調達に支障があるなかでも生産ライン設備、洗浄装置、クリーンブース案件を複数受注した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「世界的な半導体不足による部品調達の遅延やCOVID-19の感染拡大の影響による物流の停滞、さらに不安定な世界情勢を受けたサプライチェーンの混乱等、グローバル要因による需給ギャップが拡大し、原材料価格を含めたインフレーションが加速している状態であることから、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
半導体不足が継続するなか、部品調達の遅延、物流停滞、サプライチェーン混乱、需給ギャップ拡大、原材料価格を含むインフレーション加速が生産・調達制約として具体化している。 - FY2022-Q3初出有価証券報告書
「依然として世界的な半導体不足は継続しており、半導体関連業種では活発な受注環境となっている一方で、原材料価格の高騰、半導体不足による制御機器等の納期遅延やCOVID-19がもたらしたサプライチェーンの寸断による調達部品の不足等の要因があり、製造業における生産活動は厳しい状況が継続しております。」
世界的な半導体不足、原材料価格の高騰、制御機器等の納期遅延、サプライチェーン寸断による調達部品不足を、生産活動とFA装置の受注環境を制約する新たなリスクとして記載している。