ニッケル価格下落と原材料価格変動
FY2016に初出。35回の記載のうち9回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q2。直近の記載は2026-10-28。
日本精線がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- 2026-10-28対処決算
「LMEニッケル価格については、足元軟調な動きとなっており、2026年4~6月平均価格はポンドあたり8.23ドル、7~9月平均価格は同7.52ドルとなりました。」
LMEニッケル価格は2026年4~6月平均から7~9月平均にかけて下落した。 - FY2026下落後の年末急騰有価証券報告書
「LMEニッケル価格については、今年度に入り緩やかな下落基調が継続しましたが2025年末に急騰し一時8ドル台半ばまで値を上げました。2025年4~6月平均価格はポンドあたり6.88ドル、7~9月は同6.81ドル、10~12月は同6.75ドル、2026年1~3月は同7.87ドルとなりました。」
ニッケル価格は年度前半から年末まで下落した後、2025年末に急騰し、2026年1~3月平均は7.87ドルとなった。価格変動の不安定さが継続している。 - 2026-04-30その他決算説明資料
「★LMEニッケル($/lb)価格は1~3Qは緩やかな下落基調で推移するも、4Qは反転」
ニッケル価格は第1四半期から第3四半期まで下落した後、第4四半期に反転したと記載され、価格変動の継続が示された。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「LMEニッケル価格については、今年度に入り緩やかな下落基調が継続しており、2025年4~6月平均価格はポンドあたり6.88ドル、7~9月平均価格は同6.81ドルとなりました。」
高止まりしていたニッケル価格は、2025年4~6月平均6.88ドルから7~9月平均6.81ドルへ下落し、緩やかな下落基調が継続した。 - FY2025-H1上昇後の下落有価証券報告書
「2024年1月からは価格が反転上昇し4~6月平均価格はポンドあたり8.34ドルとなり、7~9月平均価格はポンドあたり7.37ドルとなりました。」
LMEニッケル価格は2024年1月以降に反転上昇した後、4~6月平均の8.34ドルから7~9月平均の7.37ドルへ下落した。価格変動が継続している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「2023年度は下落に転じ第3四半期においても2023年10~12月の平均価格でポンド当たり7.80ドル(2023年7~9月平均に比してポンド当たり1.43ドル下落)となりました。」
高止まりしていたLMEニッケル価格は、2023年10~12月平均で1ポンド当たり7.80ドルとなり、前四半期平均から1.43ドル下落した。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「2023年度第2四半期は2023年7~9月の平均価格でポンド当たり9.23ドル(2023年4~6月平均に比してポンド当たり0.93ドル下落)と下降に転じました。」
高止まりしていたLMEニッケル価格は、2023年7~9月平均で1ポンド当たり9.23ドルとなり、4~6月平均から0.93ドル下落した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「なお、LMEニッケル価格については、2020年度第1四半期から右肩上がりの傾向となっていましたが、ウクライナ情勢の影響もあり2022年度の平均価格がポンド当たり11.63ドル(前期比平均に比してポンド当たり2.28ドル上昇)と急激に上昇しました。2023年度第1四半期は2023年4~6月の平均価格でポンド当たり10.15ドル(2023年1~3月平均に比してポンド当たり1.68ドル下落)と落ち着いてきました。」
高騰していたLMEニッケル価格は、2023年4~6月平均で1ポンド当たり10.15ドルとなり、前四半期平均比1.68ドル下落して落ち着きを示した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「なお、LMEニッケル価格については、2020年度第1四半期から右肩上がりの傾向となっていましたが、ウクライナ情勢の影響もあり2022年度の平均価格がポンド当たり11.63ドル(前期比平均に比してポンド当たり2.28ドル上昇)と急激に上昇したことに加え、円安進行の影響もあり円貨ベースでの価格高止まりが継続しました。」
2022年度のLMEニッケル平均価格は1ポンド当たり11.63ドルとなり、前期平均比2.28ドル上昇した。円安も加わり、円貨ベースの原材料価格高止まりが継続した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「なお、LMEニッケル価格については、2020年度第1四半期から右肩上がりの傾向が続きましたが、2022年7~9月の平均価格でポンド当たり10.00ドル(4~6月平均に比してポンド当たり3.17ドル下落)と落ち着いてきたものの、その後、10~12月平均価格でポンド当たり11.50ドルに上昇しました。さらに急激な円安進行によって(第3四半期平均142.6円/$、第2四半期平均比3.2円/$円安)、円貨ベースでは価格高止まりが継続しました。」
ニッケル価格は7~9月平均の10.00ドルから10~12月平均11.50ドルへ上昇し、円安も進行したため、円貨ベースの原材料価格高止まりが継続した。 - FY2023-Q2ドル建て下落・円貨高止まり有価証券報告書
「なお、LMEニッケル価格については、2020年度第1四半期から右肩上がりの傾向が続いていましたが、7~9月平均の価格についてはポンド当たり10.00ドル(4~6月平均に比してポンド当たり3.17ドル下落)と落ち着いてきたものの、第2四半期の為替水準が円安(第2四半期平均139.4円/$、第1四半期平均比8.8円/$円安)となったことから、円貨ベースでは価格高止まりが継続しています。」
LMEニッケル価格はドル建てで1ポンド当たり10.00ドルへ前四半期比3.17ドル下落した一方、円安により円貨ベースでは高止まりが継続した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「なお、LMEニッケル価格については、2020年度第1四半期から右肩上がりの傾向が続き、4~6月平均の価格についてもポンド当たり13.17ドル(1~3月平均に比してポンド当たり1.32ドル上昇)と騰勢を強めています。」
LMEニッケル価格は4~6月平均で1ポンド当たり13.17ドルとなり、前四半期平均比1.32ドル上昇した。原材料価格の高騰が一段と進んだ。 - FY2022悪化有価証券報告書
「さらにLMEニッケル価格が2020年度第1四半期から右肩上がりで推移しており、ウクライナ情勢の影響もあり2022年1~3月平均の価格についてもポンド当たり11.85ドル(10~12月平均に比してポンド当たり2.86ドル上昇)と騰勢を強めました。」
ニッケル価格は2022年1~3月平均で1ポンド当たり11.85ドル、前四半期平均比2.86ドル上昇となり、原材料価格上昇リスクが一段と具体化した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「なお、LMEニッケル価格については、2020年度第1四半期から右肩上がりの傾向が続き、7~9月平均の価格についてもポンド当たり8.68ドル(4~6月平均に比してポンド当たり0.81ドル上昇)と騰勢を強めています。」
ニッケル価格の上昇基調が続き、7~9月平均は1ポンド当たり8.68ドル、前四半期平均比0.81ドル上昇となった。原材料価格上昇リスクの高まりを具体化している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格については、2020年度1Qから右肩上がりの傾向が続き、4~6月平均の価格についてもポンド当たり7.87ドル(1~3月平均に比してポンド当たり0.13ドル低下)と引き続き高止まりしています。さらに、フェロクロム価格についても4~6月平均の価格についてもポンド当たり164セント(1~3月平均に比してポンド当たり38.5セント上昇)と30%超の大幅な値上げとなり、原材料価格は高位・騰勢が続いています。」
ニッケル価格は高止まりし、フェロクロム価格も前四半期平均比で38.5セント上昇・30%超の値上げとなるなど、原材料価格の高騰が拡大した。 - FY2021-Q3価格上昇加速有価証券報告書
「また、10~12月平均のLMEニッケル価格がポンド当たり7.23ドル(7~9月平均に比してポンド当たり0.78ドル上昇)となり、さらに足元ではポンド当たり8ドル台まで上昇傾向が続いており、駆け込み需要も生じたものと捉えています。」
ニッケル価格は10~12月平均で1ポンド当たり7.23ドルとなり、7~9月平均から0.78ドル上昇した。足元では8ドル台まで上昇傾向が続いていると記載した。 - FY2021-Q2価格上昇基調有価証券報告書
「販売単価に影響するLMEニッケル価格は、当第2四半期連結累計期間平均ではポンド当たり6.0ドルながら、上昇傾向で推移しました。」
前四半期の平均5.5ドル近辺での安定推移から、当第2四半期累計期間は平均6.0ドルで上昇傾向となった。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「販売単価に影響するLMEニッケル価格は、当四半期平均ポンド当たり5.5ドル近辺で安定的に推移しました。」
前期までの急騰・下落を伴う不安定な価格動向に対し、当四半期は1ポンド当たり5.5ドル近辺で安定推移したと記載した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格が、インドネシアの禁輸措置などによりポンド当たり8ドル超に価格高騰する局面もありましたが、期末にかけては世界経済の不透明感の拡がりとともに、当期末は5ドル台前半まで値を下げました。」
ニッケル価格は8ドル超まで急騰した後、期末には5ドル台前半まで下落した。価格変動がさらに不安定化し、在庫評価減340百万円も発生した。 - FY2020-Q3急騰後の下落有価証券報告書
「LMEニッケル価格については、インドネシアにおけるニッケル鉱石の禁輸措置などによりポンド当たり8ドル超まで騰勢を強めましたが、その後中国を中心とする世界景気の後退感が増して軟調に推移、第3四半期末には6ドル台前半まで落ち込みました。」
ニッケル価格は禁輸措置観測などを背景に1ポンド当たり8ドル超まで急騰した後、世界景気への懸念から軟調となり、第3四半期末には6ドル台前半まで下落した。 - FY2020-Q2価格急騰有価証券報告書
「LMEニッケル価格については、インドネシアでニッケル鉱石の禁輸を前倒しするといった見方が広がり、9月にはポンド当たり8ドル超まで急騰するという局面が見られました。」
方向感に欠ける展開とされていたニッケル価格について、インドネシアの禁輸前倒し観測を背景に、9月に1ポンド当たり8ドル超まで急騰した局面を記載した。 - FY2020-Q1価格動向の不安定化有価証券報告書
「またLMEニッケル価格については一時的な上昇局面がありましたが、方向感に欠ける展開となりました。」
ニッケル価格は一時的に上昇したものの、明確な方向感を欠く展開とされた。 - FY2019再掲有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は期前半、ポンド当たり7ドル前後まで上昇しましたが足元は6ドル前後で推移しており、前期に比べ総じて高値基調にありました。」
ニッケル価格は期前半の上昇後に低下したものの、前期比では高値基調で推移したと記載。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は第2四半期以降軟調な動きとなりました。」
前四半期に記載された上昇基調からの下落・不安定化を受け、ニッケル価格が第2四半期以降軟調に推移している状況を継続記載した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は期前半の上昇基調から一転、7月以降は下落に転じるなど、不安定な動きとなりました。」
前期までの底入れ・上昇基調から、7月以降は下落に転じ、不安定な動きとなったと記載。原材料価格変動の方向が悪化した。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は上昇基調となりました。」
ニッケル価格の下落から底入れ・上昇へ転じた状況を継続記載。価格上昇に伴う評価益と販売価格引き上げ効果も記載されている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は緩やかな上昇となりました。」
ニッケル価格の下落から底入れ・緩やかな上昇への転換を継続記載。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は緩やかな上昇となりました。」
ニッケル価格が下落から底入れ・上昇へ転じた状況を継続記載。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は緩やかな上昇となりました。」
ニッケル価格が下落から底入れ・上昇へ転じた状況を継続記載。 - FY2018-Q1価格下落から上昇へ転換有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格が前年同期比上昇したことに加え、クロム価格が同80%の上昇となりました。」
ニッケル価格は前年同期比上昇に転じ、クロム価格は前年同期比80%上昇。原材料価格上昇に伴う販売価格引き上げ効果も記載されている。 - FY2017対処有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は期前半に底入れし、その後緩やかながら上昇基調となりました。」
ニッケル価格は底入れ後に緩やかな上昇基調となり、価格下落リスクの方向性の改善を継続記載。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「また、LMEニッケル価格は期前半に底入れし、緩やかながら上昇基調となりました。」
ニッケル価格は底入れから緩やかな上昇基調へ進んだと記載し、価格下落リスクの方向性に改善を示した。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「また、約2年間下落基調が続いたLMEニッケル価格にようやく底入れ感が見られております。」
約2年間の下落基調に底入れ感が出たと記載し、価格下落リスクの方向性に改善を示した。一方、販売価格下落や評価損の影響はなお発生している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「LMEニッケル価格が前年同期末比で約20%下落しており、下げ止まりの傾向は見えるものの非常に厳しい環境下にあります。」
ニッケル価格下落は継続し、約20%下落と評価損の計上を記載。一方で下げ止まりの傾向にも言及している。 - FY2016初出有価証券報告書
「LMEニッケル価格が前期末比で30%以上下落、期後半には12年半振りに1ポンドあたり3$台を付けるなどその傾向に歯止めがかからず、非常に厳しい環境下にありました。」
ニッケル価格の大幅下落が実際に発生し、評価損の計上にも言及している。