スマートフォン・タブレット・モバイルパソコン筐体向け需要の低迷
FY2017-Q2に初出。8回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017。直近の記載はFY2020。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。12社中5社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに1社。
- FY2020削除有価証券報告書当報告書では、スマートフォン、タブレット端末、モバイルパソコン筐体向け需要の低迷を直接示す新たな記載がない。
- FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「ハイエンドスマートフォン市場の飽和による売上減もあり、前期並みの販売を維持するに留まりました。」
ハイエンドスマートフォン市場の飽和に伴う高機能部品用材の売上減が実績に現れ、スマートフォン需要低迷リスクが発生している。一方、ゲーム機・車載向けの採用進展も記載されている。 - FY2019対処有価証券報告書
「マグネシウム合金帯では、強度-延性バランスと常温加工性に優れた新鋼種を開発しました。また、軽量化+αの特性(静振、高剛性など)を追求し、医療機器、電池(一次,二次)等、様々なニーズに応える技術開発(加工技術、表面処理技術、品質の向上および生産性向上など)を行っております。」
スマートフォン等の特定用途への需要依存に対し、新鋼種の開発と医療機器・電池等への用途展開を進めている。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「また、電子部品関連では、ハイエンドスマートフォンの減速に伴う高機能部品用材の販売減がありましたが、スマートフォンカメラの機構部品向けを新たに獲得したことで、収益向上に寄与しました。」
ハイエンドスマートフォンの減速に伴う高機能部品用材の販売減が実績に現れ、需要低迷リスクが発生した。一方、スマートフォンカメラの機構部品向けを新たに獲得し、影響を補完している。 - FY2018対処有価証券報告書
「また、従来のIT関連機器に加えて、軽量化+αの特性(制振、高剛性など)を追求し、輸送機器、電池(一次,二次)、スピーカーなどマグネシウム適用に関わる様々なニーズに応える技術開発(加工技術、表面処理技術、品質の向上および生産性向上など)を行っております。」
スマートフォン等のIT機器以外に輸送機器、電池、スピーカーなどへ用途を広げる技術開発が継続し、特定用途への需要依存を緩和する方向が示されている。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「マグネシウム合金帯におきましては、スマートフォン、タブレット端末及びモバイルパソコンを中心に拡販活動を展開いたしましたが、数量の減少で売上高は減少いたしました。」
重点拡販先であるスマートフォン、タブレット端末、モバイルパソコン向けについて、拡販活動を行ったものの数量減少により売上高が減少し、需要低迷の影響が実績に現れている。 - FY2017対処有価証券報告書
「マグネシウム合金帯では、従来のIT関連機器に加えて、軽量化+αの特性(制振、高剛性等)を追求し、輸送機器、建材、電池(一次,二次)、スピーカー、スポーツ用品などマグネシウム適用に関わる様々なニーズに応える技術開発(加工技術、表面処理技術、品質ならびに生産性向上等)を行っております。」
従来のIT関連機器以外に輸送機器、建材、電池、スピーカー、スポーツ用品など用途を広げる技術開発が記載され、スマートフォン等への需要依存を緩和する方向が示されている。 - FY2017-Q2初出有価証券報告書
「重点拡販ターゲットでありますスマートフォン、タブレット端末及びモバイルパソコン筐体向けでは依然厳しい状況が続いております。」
マグネシウム合金帯の重点拡販先である携帯端末・モバイルパソコン筐体向けが依然厳しいと記載している。