日本・海外の経済状況の変動
FY2018に初出。16回の記載のうち11回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2026。
日本製鉄がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。176社中131社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに67社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「また、日本は、当社グループの最も重要な地理的市場の一つであり、国内売上収益が連結売上収益の約5割を占めます。」
地域別経済リスクについて、国内売上収益約5割、海外売上収益約5割という構成を開示し、海外事業へのエクスポージャーが従来の約4割からさらに拡大した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「また、米国関税は、当初より引き下げられたとはいえ従来にない高関税となったこと、及び中国との交渉は先が見えないこと、さらに米国市場や欧州を含め様子見ムードが広がっていること等、先行きに対する不透明感はむしろ拡大しています。」
日本・海外経済の変動リスクについて、従来にない高水準の米国関税、中国との交渉の不透明さ、米国・欧州での様子見ムードにより、先行き不透明感が拡大したと説明している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「また、米国関税政策の動向が現時点では見通せないなか、国内外の多方面のお客様に製品・サービスを提供している当社への間接影響が甚大となる可能性があります。」
日本・海外の経済状況の変動リスクについて、中国経済低迷、世界需要悪化、米国関税政策による広範なサプライチェーンへの間接影響を明示した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「世界の鉄鋼需要については、中国は不動産市況の低迷が長期化し、内需低迷に加え外需回復のペースも鈍く、欧米においても金融引き締め等から景況感が低位継続するなど、依然として未曾有の厳しい状況が継続しています。」
日本・海外経済に関わる需要環境について、中国の内外需回復の鈍化と欧米の金融引き締めを背景に、未曾有の厳しい状況が継続していると説明した。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「世界の鉄鋼需要については、中国は不動産市況の低迷が長期化し内需の回復が見通せておらず、欧米においてもインフレ長期化や金融引き締め等から先行きの不透明感が払拭できていないため、厳しい状況が継続しています。」
中国、欧米を含む世界経済・需要環境について、景気減速要因と先行き不透明感が継続しているとの認識を再確認した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「また、日本は、当社グループの最も重要な地理的市場の一つであり、国内売上収益が当期末の連結売上収益の約6割を占めます。…当社グループの海外売上収益は、連結売上収益の約4割を占めます。」
地域別経済リスクの説明で、海外売上収益の比率を約4割、国内を約6割と開示した。従来の約35%という海外売上比率の開示から、海外事業へのエクスポージャーが大きく示された。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「足元の鉄鋼需要については、中国はゼロコロナからウィズコロナへの政策転換を行うなかでの経済回復期待はあるものの、米国は金利政策による景気後退への懸念があり、欧州・新興国の景気悪化も継続するなど、世界的な低迷が継続しています。国内についても、自動車生産の回復に時間を要しており、エネルギー・資源価格の高止まりに伴うインフレの継続や長期金利上昇等により、依然として景気下押し圧力が強い状況にあります。」
日本・海外経済について、中国の回復期待を含みつつ、米国の金利政策、欧州・新興国の景気悪化、国内の自動車生産回復の遅れ、インフレ及び長期金利上昇による下押し圧力を再確認している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「鉄鋼需要については、中国の経済成長の減速が鮮明化したことに加え、同国のロックダウン解除後もサプライチェーンの混乱に回復が見通せないなか」
日本・海外の経済状況に関して、中国経済の減速が鮮明化し、サプライチェーン混乱の回復も見通せない状況となった。 - FY2022悪化有価証券報告書
「外部環境は通常の経済合理性を超えて変動しており、先行きは極めて不透明な状況にあります。」
日本・海外の経済状況の変動について、中国経済減速、供給制約、エネルギー・資源価格高騰、ロシア・ウクライナ情勢などにより不透明感が強まったと説明した。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「鉄鋼需要については、国内外の景気が新型コロナウイルスによる減速から持ち直したことを受け、製造業を中心に回復基調が続きました。」
新型コロナウイルスによる景気減速後、国内外の景気と製造業中心の鉄鋼需要が回復基調を継続していると説明している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「鉄鋼需要については、国内外の景気が新型コロナウイルスによる減速から持ち直したことを受け、製造業を中心に回復基調が続きました。」
新型コロナウイルスによる景気減速後、国内外の景気と製造業中心の鉄鋼需要が回復基調にあると説明している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「鉄鋼需要については、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な景気の減速の影響を受け、自動車をはじめとした製造業向けを中心に生産が落ち込むなど、国内外ともに急激に減少しました。」
日本・海外の経済状況の変動について、新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界的景気減速と、国内外の鉄鋼需要の急激な減少が実際に記載された。 - FY2020悪化有価証券報告書
「さらに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、2020年度第1四半期の鉄鋼需要は急減しました。」
日本・海外経済の変動リスクについて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2020年度第1四半期の鉄鋼需要急減を記載した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の世界経済は、米国においては個人消費が底堅く推移しているものの、中国においては米中貿易摩擦を背景に個人消費を中心に景気が減速傾向にありました。日本経済は、雇用・所得環境が底堅く推移しているものの、通商摩擦や外需の減速に伴う製造業の景況悪化により、景気の停滞感が強まりつつあります。」
中国景気の減速傾向と、日本の製造業の景況悪化・景気停滞感の強まりを記載している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「世界経済は、米中貿易摩擦の長期化による影響が拡大し、中国をはじめ全体としての景気減速の懸念が強い状態が継続するものと見込まれます。日本経済についても、世界経済の動きによる影響から、先行きの不透明感が高い状態が継続するものと見込まれます。」
米中貿易摩擦の影響拡大、中国を中心とする景気減速懸念、日本経済の先行き不透明感の高まりを記載している。 - FY2018初出有価証券報告書
「海外売上高は、連結売上高の約35%を占め、その主要な市場はアジア各国です。」
製鉄事業のマクロ経済感応度に加え、国内売上高約65%、海外売上高約35%という地域別構成と、日本・海外経済変動の影響を新たなリスク項目として整理した。